先日、相鉄線内全線運転見合わせになりましたね(^^)
運転再開後、JR線と東急線への直通運転中止は致し方なし。
でもね、羽沢横浜国大行、はダメでしょ!
少なくとも、新横浜駅までは「相鉄線」なんですよ!
直通しなくても、新横浜で東急線への乗り換えができるようなダイヤ組み換えすべきでしょ!
列車運用上、新横浜線にも列車を向かわせないと、相鉄本線上で電車があふれちゃう、という事情は理解できます。
ただ、羽沢横浜国大で折り返すのと、新横浜で折り返すのと、でなにが違うんでしょう?
運転再開後、新横浜線経由の客が相鉄本線になだれ込んでしまい、混雑がひどくなり、乗降に時間が掛かっちゃって、ダイヤの乱れが長時間解消しない要因に。
新横浜で折り返すと、東急線側の折り返しで、ホーム/番線の取り合いになっちゃうとは思います。
でも、事前にシミュレーションしておけば、新横浜駅折り返しできるはず。
■東急線2線/相鉄線1線方式
東急線側の折り返し本数を確保する観点で、
・3番ホームと4番ホームを東急線折り返し専用(=2線使用)
・1番ホームを相鉄線折り返し専用(=1線使用)
にすれば、運用可能ですよね?
新横浜での相鉄折り返しを、海老名駅でのJR直通線折り返し並の1分-2分で設定すれば、充分可能でしょう。
それでも、新横浜駅での相鉄線折り返しのキャパが足りないなら、
・新横浜線の行先を羽沢横浜国大行と新横浜行で半々にする
・羽沢横浜国大駅と新横浜駅間で列車を待機させる
という手も使えるはず。
ただ、これの大前提は、
・新横浜駅手前の上り線から新横浜駅の下り線(1番ホーム)へ渡れるポイントがある
こと。
■外側2線間の渡り線がない!
改めて、相模鉄道株式会社公式YouTube「相鉄・東急直通線(羽沢横浜国大駅~新横浜駅)前面展望映像」を見返したところ、残念!
相鉄側上り線から新横浜駅下り線(1番ホーム)へ渡れるポイントはありませんでした...
てっきり相鉄線横浜駅と同じ設計だと思ったのになぁ^^;
たぶん、工事費をケチって、ポイント用の敷地を確保できなかった、と推察。
逆側の東横線側も同じ構造でしょうね。
となると、新横浜駅で折り返しで使えるのは3線の内、真ん中の1線のみ(@_@)
外側の2線は、いったん、駅を通り過ぎて、その先にある上り/下りの渡りをスイッチバックで戻ってくるしかない...本線上で停車することになるので緊急時以外にはあり得ない方法。
うーん、これでは、今回の場面ではまったく不便というか、リカバリに対応できない設計ミス、と言わざるを得ませんね(+_+)
■改善策-駅手前の渡り線を拡充
新横浜駅ホーム部分だけで折り返せるようにする方法は2つ。
・相鉄横浜駅と同じポイント設計に変更する。
・新横浜駅の相鉄線側にある下りから上りへの渡り線部を改造し、上りから下りへの渡り線を追加する。
費用と工期と運用を考えると、後者が現実的(^^)
ぜひ、検討を♪
以上です☆