またまた相鉄ネタです☆
2019年11月のJR相互直通に続き、2021年後半には東急新横浜線相互直通と変化が続く相鉄☆
駅構内放送や車内放送を聞いてて思ったのですが、既にまた今後「横浜」ということばが混乱のもとになるような気がしています。
■複数存在する「横浜」による勘違い
JR相直運転により、相鉄線には「横浜」と「羽沢横浜国大」と「横浜」という文字が含まれる駅名が2つ存在するようになりました。
なにがいいたのかというと、相鉄線に乗り慣れていない人にとって「横浜」ってことば、行動を決めるときの重要なキーワードだと思うんです。
相鉄でよくある案内、「横浜」ってことば、とってもたくさん使ってますよね。
「(JR直通線車内)横浜方面は、西谷駅で横浜行へお乗り換えください。」
「(JR直通線車内)西谷の次は羽沢横浜国大に停まります。」
「(横浜行各停車内)羽沢横浜国大方面は、お乗り換えです。」
ちゃんと全文聞ければ問題はない、かもしれません。
でも、車内放送って、全文聞き取れないことが多いですよね。
それに、相鉄に乗り慣れないお客さんにとっては、なじみがある「横浜」だけ耳に残るんじゃないでしょうか。
あと、車掌さんの一部(10人に1人ぐらいの頻度)、羽沢横浜国大の案内をするとき、「羽沢...横浜国大」と間を開けて話してたりするんですよね。
つまり、聞き手によっては「羽沢駅」「横浜駅」「国大駅」に停まるんだ、と。
横浜駅に行くつもりが、羽沢「横浜」国大駅に行っちゃう、という例、意外とありそうです。
■2021年からはさらに「横浜」 が増える
ここへ、2021年の新横浜線相直が始まったら...
・横浜を含む駅名は「横浜」「羽沢横浜国大」「新横浜」の3つに。
・新設路線名は「相鉄新横浜線」「東急新横浜線」の2つに。
「横浜」を含む車内放送が増え、さらに混乱を招くでしょうね。
■勘違いを防ぐには
まずは、路線名案内の明確化、は必須でしょう。
永らく、上り車内放送でも構内放送でも「横浜方面」と放送していますが、「相鉄本線」に一本化すべきでしょう。
しばらくは、耳慣れないかもしれませんが、今後の混乱を少なくする観点です。
今後、新横浜駅へ行く新横浜線が開通した場合、「東急新横浜線」と放送しますよね。
既に開通済みの「JR線直通」「JR埼京線直通」もあります。
つまり、路線/行先が3つに増えちゃうのですから、混乱しかないです。
今の内から「相鉄本線」を定着させておいた方が、来る新横浜線相直開始の際の混乱を減らせると思います。
■2つの「東急」も
乗換の案内放送も、注意が必要になりますね、新横浜線相直開始後は。
西谷以西の相鉄から東急線(正確には東急東横線です)に乗り換える場合、横浜駅か、西谷駅か、という選択肢が増えるんですね。
ただ、JR線相直と同じく、新横浜線は運賃が従来のルートよりお高くなるわけで。
「西谷で東急線(新横浜線)に乗換って放送してたのでそうしたら、高い運賃払わされた。」
って事例は増えるんじゃないでしょうか。
JR線相直の場合、海老名から新宿は小田急、海老名から品川東京は東海道線、とは別の新しい経路であり、混乱は少なかったと思います。
でも、東急東横線の場合、今までの横浜駅乗換に加え、西谷駅乗換の選択肢が増える、という点が異なります。
お客さんにとってわかりやすい、 お客さんにやさしい、相鉄を目指して欲しいです(^^)
以上です☆