最近、TOTO製洗面台の水栓で以下の現象が気になりだしました☆
・レバーが妙に硬い。
・レバーを閉めても蛇口からポタッポタッと水がモレることがある。
買ってから15年以上経過しているので、経年劣化ですね(^^)
ということで、自前で修理したので、その時のメモです。
■原因は何?
パッキングとか水栓金具とかの交換かな?
と思いきや、混合栓+シングルレバー構造なのでそのような部品は使われてなさげ。
なので、まずは構造を調べるということで、型番からたどってみました。
洗面台のレバー付近を見回すと、ありました(^^)
レバーの右上、照明スイッチの下辺りに、横長のシール「TL483-1R」 と♪
TL483-1R TOTOでググると、
・TOTOの公式サイト
・「COM-ET [コメット] 建築専門家向けサイト」
が上位検索に表示(^^)
部品構成図のPDFを見ると「THY582N シングルバルブ部」を交換すればよいと推察。
∵レバーのチカラが加わる部品はこの部品だけ。
∵水とお湯からのパイプが繋がっているのはこの部品だけ。
ということで、THY582Nの購入と交換で完治すると判断しました(^^)
部品リストの希望小売価格を見たら「\7,700(税込\8,470)」 と結構高価(@_@)
■THY582Nの購入
THY582Nで検索して表示された製品名は「THY582N [水栓カートリッジ]」で、
・楽天市場\4710
・ヨドバシ\5740
・モノタロウ\6589
などなど。
楽天が安いなぁ、と思ってサイトに行くと送料別税抜価格と判明(+_+)
送料600円+税471円で5781円って高っ!
ポイントが付くとはいえ、 それはヨドバシも一緒。
楽天って、「本当の」支払額が最初に表示されないので不便(+_+)
それに、「本当の」支払額を比較するためには、支払い直前までの操作を複数サイト(店舗)でやらなきゃいけないんで、非常にめんどくさいし、ストレスフル(+_+)
楽天創業当時からできの悪いUIのままなんでねぇ、お客側にもお店側にも使い勝手が悪い。
ポイントセール連発でセール期間外の買い控えが顕著だし、楽天市場は10年以内に廃れちゃいますね、きっと(^^)
話を戻して、税込価格+全品送料無料で明朗会計(笑)、配送も早いヨドバシドットコムで購入♪
翌日帰宅したら、届いてました(^^)
■THY582N交換
届いた商品に同梱されていた「施工説明書」、とてもわかりやすいです(^^)
もし、施工説明書を読んで理解できないなら、今からでも遅くないので、業者に頼むことをオススメします(笑)
特に、
「カートリッジを取り外す際は、止水栓または元栓を閉めてから行う。」
の意味がわからない、操作がわからないのなら、冗談抜きに、業者に依頼してください!
たぶん技術料などで1万円以上余計にかかっちゃいますけど^^;
話を戻して、施工説明書に沿って交換開始♪
▼施工説明書2-1
洗面台下の水とお湯の止水栓をマイナスドライバで閉じます。
※どれぐらい回したか、覚えておいてください。「再開」するときに役立ちます。
レバーを操作して水/お湯がでなくなったことを確認したら、レバーを水が止まる位置に戻します。
レバーハンドルの先と取り付け部を握り、手前にまっすぐ引き抜いて取り外します。
なお、説明書には書いてないですが、洗面台の排水口は閉じておいてくださいね(^^)
∵部品が排水口に落ちたら...非常に面倒なことになっちゃうんで(笑)
▼施工説明書2-2
レバーを引き抜いた洗面台側を見ると、白い歯車状のプラ部品(ストッパー)が見えるので、プラ部品と奥の部品のスキマにマイナスドライバーを差し込んで浮かし、取り外します。
ストッパーが装着されていた外側の銀色の部分(=カートリッジ押さえ)をつまんで反時計回りに回すと、カートリッジ押さえが外れます。
なお、ウチでは「ストッパータイプ」でしたが、カートリッジ押さえのタイプが違う場合、施工方法が異なりますので、ご注意を。
▼施工説明書2-3
ゆっくりと、まっすぐ、古いカートリッジを手前に引き出し、取り外します。
もし、古いカートリッジにフレアパッキン2個とバネ2個がくっついてなければ、洗面台側の奥に残っているので、取り外します。
※パッキンを触ると指が真っ黒になりますので、ビックリしないようにしてください(笑)
新品のフレアパッキンとバネを向きに注意して洗面台側に装着します。
ここは、施工説明書を凝視して、書かれたとおりに進めましょう♪
※どちらの部品にも向きがあるので。
※「細い棒状のもの」として調理用の竹串を使いました。つまようじでは短すぎてムリ。
新品のカートリッジを切り欠きに合わせて、まっすぐ押し込みます。
※カートリッジ奥側の穴2つと洗面台側の穴(フレアパッキンとバネ装てん部)の位置を確認してから押し込めば、切り欠き位置が自然に合わさります(^^)
▼施工説明書2-4(-1)
銀色のカートリッジ押さえを時計回りに回して、回らなくなるまで締め込みます。
※軽くつまんで回して回らなくなったら、一瞬力を入れて締め込む、くらいで充分。
白いストッパー内側とカートリッジ側の切り欠きの位置を合わせ、はめ込みます。
※うまくはまらない時は、カートリッジ押さえをほんの少し締め込むと(=歯車の位置を微調整すると)ハマります。
▼施工説明書2-5
レバー側の切り欠き部の位置を確認して、カートリッジ側の切り欠きにはまるよう、レバーをまっすぐ押し込みます。
※施工説明書には「カチ」 と音がすると書いてあったが、聞こえなかったです(笑)
洗面台下の水とお湯の止水栓をマイナスドライバでほんの少しだけ開きます。
この時点で、レバーや洗面台下に水モレがないことを確認します。
水とお湯の止水栓をマイナスドライバで元の位置に開きます。
レバーを操作し、水やお湯が出ること、レバーや洗面台下で水モレしていないこと、を確認します。
レバーを閉じ、蛇口からのしたたりがないこと、レバーや洗面台下で水モレしていないこと、を確認します。
▼復活♪
今までのレバーの重さがウソのよう、指1本で操作できるようになっちゃいました♪
施工説明書によると、最初はレバー操作が軽いが、半年から2年くらい経つと安定する、とのこと(^^)
■補足-型番末尾の枝番に注意!
型番末尾の枝番で製品や部品がまったく異なります!
枝番前の型番が同じだからと油断せず、よく調べてくださいね。
結構高額な部品なので、買ってみたが装着不可ではガッカリしちゃうんで(笑)
■出典
▼TOTO公式サイト内の情報
https://search.toto.jp/scale_cnv/20_TL483-1R.pdf
▼公式サイト以外の型番検索サイト
https://www.com-et.com/jp/
https://www.com-et.com/jp/item_view_scale/searchStr=TL483/isHaiban=1/kensaku_info=2/datatype=1/hinban=TL4831R/isNC=1/
以上です☆