エスカレータの片側明けは歩行禁止の徹底しかない、と2022年頃書きました(^^)
初掲に書いたことを実践していますが、追随してくれる人が増えないのが、とても残念です。・なるべくゆっくり亀のように歩く。
・比較的余裕がある(どうしても歩きたがるアホが通れるぐらい空いている)ときは右側で立ち止まる。
・急いでいるときは階段を使う。
この大阪発の悪習は一向になくなりませんね。
理由は明白。
エスカレータの管理者にやめさせる本気さがないから、この一点です!
SDGsだのマイノリティだのニュースになりやすいことにはチカラを入れるが、地味なエスカレータの歩行禁止はやっても話題にならないから、ってところでしょうか、嘆かわしい!
特に駅舎内のエスカレータは、まったく、改善の兆しなし。
「歩きたい方もいるので強制できない」
などと言っている駅もあるとか(@_@)
一方、エスカレータ製造会社が声を上げることはできないんでしょうかね?
機械そのものの耐久試験以外にも、実際の利用形態を想定した実験もしていて、歩くことの危険さもデータ化されていると考えるのが自然だし。
試しに、日本国内エスカレータ製造会社5社のサイトを見ましたが、エスカレータの安全に関する情報提供している会社は株式会社日立ビルシステム1社のみ。
というわけで、株式会社日立ビルシステムのサイトを眺めてみたところ、非常にわかりにくい場所に、
「利用者のための安全指導」
というなんとも上から目線なタイトルのページを発見(^^;
このページではエスカレータを安全に利用できない行為を、
・危険行為
・注意行為
として箇条書きしてありました。
が、目を疑いましたが、エスカレータを歩く行為だけでなく、走る行為ですら、「注意行為」欄に掲載されているじゃないですか!
カラダが不自由な方や人生の大先輩のみなさんにとっては「危険行為」以外の何物でもないのに!これでは、
・エスカレータは歩いても走ってもいいよ♪
・エスカレータで立ち止まってるのが悪いんだよ!
と、エスカレータ製造会社が「お墨付き」を与えているようなものです。
さらに眺めていたところ、同じメニューの中に、
「エスカレーターの安全なご利用について」
なるページも存在していました。
ただ、先のページの内容にイラストを付けただけ、本気度はまったく感じられず。
あと、マスコミの取り上げ方も、非科学的で情緒重視の結論ありきな記事ばかりです。
たぶん、マスコミの方は率先してエスカレータを走っている=歩行禁止には乗り気ではない、ので記事になる件数が少ないんでしょうね、きっと(笑)
目の前で、日常的に、アブナイ行為が起きているのに、何かが起きるまで何もしないって...
平和ボケ、非科学主義、無責任、がまん延している日本の危機の象徴かもしれません(^^)
一日も早く、エスカレータの右側明けがなくなることを切望します♪
以上です☆