祝!南阿蘇鉄道全線営業再開!
2016年4月熊本地震で被災し一部区間で運行休止から7年。
豊肥本線運行再開から遅れること3年。
ようやく、ですね(^^)
今秋、乗車して思ったことをつらつらと書きます(^^)
■南阿蘇鉄道 中松駅-立野駅
一日乗車券(南阿蘇レールバス)で全線および途中下車しました。
乗車当日、運行していた車両はMT4002号車。
ワンマン仕様、ロングシート、JR九州相互乗り入れ対応、でピッカピカの新車(^^)
平日でしたが、乗車したタイミングでは座席の7割が埋まっていて、ちょっと安心しました。
ただ、乗っていて課題が散見しました。
まずは、定期券と一日乗車券以外の運賃収受の仕組み。
大事な収入源であるにもかかわらず、その徴収方法に関して無策すぎます。
何がマズいかって言うと、・自分がいくら払えばよいのか、どこを見ればよいのかわかんない。
ことです。おそらく正解は、
・乗車時に取った整理券に書かれている番号を、
・降車駅に着いたら、表示される車両前方の運賃表の番号の下の金額を、
・乗務員に渡すか、運賃入れに入れる。
です。
しかし、乗車時点では、運賃表に支払うべき金額が表示されていないんですよ。
それなのに、乗務員(特定の乗務員のみ)は、
「降車駅に着く前に、おつりがないように運賃を用意しておけ!」
「降車時に両替機を使うと運行が遅れるので先に両替しておけ!」
とアナウンスするわけですよ。
イジワル以外の何物でもないですよね、初めての客やたまにしか乗らない客にとって。
確かに、車内には全線の運賃表が貼ってあります。しかし、私が見た限り、
・乗降口の2枚のみ。
・文字が小さくて揺れが激しい走行中に見るのは困難。
・そこに運賃表が「貼ってある」ことに誰も気づかない。
・運賃表があることを車内アナウンスしていない。
でした。
次に、支払いの段で、乗務員の接客方法にも課題ありです。
外国人で言葉が通じないから徴収しない、運賃不足でも許す、というのは絶対ダメ!
日本にいて日本語が変わらないなら、事前にちゃんと調べておくべきなのは客自身。
・正規運賃は払わせるのが当然。・おつりがない、手持ちが足りない、とごねるなら、無賃乗車で警察を呼ぶ。
など「No!」と言って、毅然とした対応をすべきです。
運賃をちゃんと払うのが客であって、運賃を払わないのは客ではなく犯罪者です。
チャリティで運行してるわけではないのですから、そこは譲るべきでないです、絶対。
逆に、・南阿蘇鉄道でちゃんと運賃払わないと、警察沙汰になる。
・南阿蘇鉄道で、無賃乗車は絶対にできない。
と外国人向け「クチコミ」で広まることが、先々、南阿蘇鉄道の存続に活きてくるのでは?
なので、社内でもっと議論して運賃のトリッパグレがなくなるような手順を確立すべきでしょう。
例えば...
・南阿蘇鉄道の経営状況では、定時運行よりも、運賃徴収を優先。
・下車時ではなく、乗車時に運賃を徴収する。
・両替機会を減らすような金額設定を検討する。
最後にですが、今回乗車した列車の乗務員だけであって欲しいですが、
「定時運行を優先するあまり、乗客への無理強いをするようなアナウンスを繰り返す」
愚はぜひ見直していただきたい。
外国人が日本語を理解せず、運賃支払いに時間が掛かることは、今に始まったことではないはず。
なのに、運賃を事前に準備しておいて欲しいということを、
・日本語でしか案内しない。
・車内に掲示しない。
・公式サイトやPRして「英語」を含めた外国語で周知していない。
のは、インバウント需要を当て込んでいるなら、片手落ちと言わざるを得ません。
何回、日本語で車内アナウンスしたって、彼らには伝わりませんよ!
それどころか、日本人にとっては非常に威圧的に聞こえてイヤな気持ちになるだけ(+_+)
少しでも多くの運賃収入を得て、南阿蘇鉄道を延命させるため、もっともっとよい方法を考えて欲しいです。
以上です☆