2023/07/29

ヘッドライトをハロゲンバルブからLEDバルブに交換してみた☆

自家用車のヘッドライトがつかなくなっちゃいました(^^)

バルブを取り外したところ、見事にフィラメントが切れ、ガラス内に落下(笑)

H11ハロゲンバルブの前回交換は2020年4月、3年ちょい。

PIAA製で当時1980円とお安めでした。

で、早々にバルブを交換しないと、夜、おとがめを受けちゃう^^;

なお、ヘッドライトのバルブ交換は、

・クルマ付属の取扱説明書にバルブ交換手順が掲載されている

なら、自分で交換できます(^^)


さっそく、最近のヘッドライト業界のトレンドを探りつつ、価格調査開始。

・H11ハロゲンバルブは日本の会社製で2500円ぐらいから。知らない会社のは品質が劣悪なので対象外。

・一昨年あたりからハロゲンバルブ交換用のLEDバルブが出現し、3000円台から。

・HIDは既に下火。

また、ハロゲン交換用ヘッドライトLEDバルブには、

・バルブの他に「コントローラ」と称する小箱が付属するタイプ。

・ハロゲンバルブと同様、LEDバルブ本体だけのタイプ(通称「ポン付」)。

が混在。

小箱付きは小箱の置き場と配線取回しに苦労することが目に見えているのでパス。

で、LEDバルブ本体のみのタイプでも、値段がハロゲンバルブとそう変わらないから、ダメモトでLEDバルブを試してみよう(^^)

選択肢が多く、各社とも製品特徴がわかりやすかったので、AMAZONから購入♪


■販売元B社H11LEDバルブ

たまたまタイムセールやってて2300円ほどで購入。

品番は不明、製品ページのリンクテキストは、

「...車用 H11 LEDヘッドライト 車検対応 6500K ホワイト H8 H9 H16 LEDバルブ 兼用 ファンレス フォグランプ 瞬間起動 DC9-16V (2個入)」

と。

ハロゲンバルブと入れ替えるだけのタイプなのを確認。

で置き配で届いたので、さっそく装着してみたが、思わぬ事態が!

・ヘッドライトハウジングのバルブカバーを取り外し。

・手を突っ込んでソケットを取り出し。

・ソケットのツメを緩めてハロゲンバルブを取り外し。

・購入したLEDバルブをソケットに装着...ん???

ここで大問題発生!ソケットがバルブ受け口の奥まで刺さらない!

結果、ソケットのツメがバルブ側の突起まで届かないので、しっかり固定できない!

この状態で点灯してみると発光することは確認。

しかし、走っているうちに振動で外れちゃうのは間違いない。

何とか奥まで刺そうと試みるも、残り2-3mmでビクともせず。

これ以上やると、ソケットが壊れてしまうと判断し断念。

とはいえ、不灯のままでは警察のお世話になっちゃう....

とりあえず、別の製品を探して装着するまで、ツメが掛からない状態で使うことに。

一応、緩む時間を稼ぐべく、なるべく奥まで刺してはみた。

後で、このLEDバルブのピンをハロゲンバルブや他社製LEDバルブと見比べた結果...

・明らかにピンが長い。(計測していないが、見比べるとわかるぐらい)

・ピン先端の形状が異なる。

・形状が異なるピン先端部がカットされていれば、ピンの長さが適正になりそう。

という、規格外の不良品だったという結末に(@_@)

また、後で、口コミを読んだところ、

・無理やりソケットを奥まで押し込んだ。

・ソケットにひびが入ったが使えている。

みたいなのが散見してるじゃないの!

...次回ちゃんとした規格のバルブ装着時、ソケット側電極がガバガバになっちゃってるんで、不灯や点滅に...ご愁傷様...

 

■販売元S社H11LEDバルブ

こちらも、たまたまタイムセールやってて2800円ほどで購入。

こちらも品番は不明、製品ページのリンクテキストは、

「『業界最ちっちゃ!』S社 h11 led ヘッドライト led フォグランプ h8 h11 h16 led フォグランプ 爆光 14000lm 20W*2 6500K ハロゲンより小さい 高光効LEDチップ搭載 車/バイク用 12V車用 三重放熱 ファンレス 長寿命 ノイズ対策」

と。

ハロゲンバルブと入れ替えるだけのタイプなのを確認。

で置き配で届いたので、さっそく交換ししたところ、すんなり装着できた♪

・ヘッドライトハウジングのバルブカバーを取り外し。

・手を突っ込んでソケットを取り出し...!LEDバルブがソケットから外れて落下...寸前で阻止(笑)

そりゃロックされてないからゆるんじゃうよね、振動で。

ちなみに、装着してから1週間毎日通勤やプライベートで1時間半ほど走行でこういう事態。

作業継続...

・S社から購入したLEDバルブをソケットに装着。

・ソケットのツメがバルブの突起に引っ掛かるまで押し込み。←これが当たり前の挙動(笑)

・念のため、点灯することを確認。

・ソケットをヘッドライトハウジングに装着。

・バルブカバーをヘッドライトハウジングに装着。

・点灯することを確認し交換完了。

ものの数分でできます(^^)

B社LED装着時、

「なんで奥まで入らないんだろう?」

「何か間違えちゃったか?」

と、30分以上悩んだのとは大違い(笑)


■使用感

B社S社とも違和感なし。

機器で計測したのではなく、あくまでも主観/感想なので、念のため(^^)

▼明るさ

宣伝に「まぶしい」「爆光」とあるので期待してしまうが、それほど明るさは感じない。 

ただ、ハロゲンバルブと同価格で、走行時に違和感がない(=暗さを感じない)ので、それで充分(^^)

▼色味

色味はどちらも白色...色温度6500Kで同じ。

ハロゲンバルブが電球色に見えてしまうぐらい、ハロゲンバルブとの違いがわかる。

▼配光

配光は、上端部のカット、左側上がりのカット、とも壁に照射した様子を目視した限り、ハロゲンバルブとまったく同じ。

走行してても、路面照射の明るさ、路肩への照射、とも違和感はない。

▼全般

白色の場合、光量が圧倒的に多くないと、暗く感じてしまいやすい。

今回購入したLEDバルブは低価格帯で消費電力が15W-20Wと抑えめ。

このため、圧倒的な発光/光量は期待できないのは致し方ないだろう。

一方、高価格帯のLEDバルブでは消費電力40W以上で設計しているから圧倒的な光量が期待できる。

価格と性能の比例は、LEDバルブだけじゃなくハロゲンバルブでも同じこと。

対立軸は、光源がハロゲンかLEDかではなく、高価格帯か低価格帯か。

あと、耐久性の確認はこれからということで、何年持つんだろう♪

※B社製品サイトには「使用寿命:30000時間以上」。「使用寿命」の定義は記載なし。

※S社製品サイトには「寿命:約50000時間以上」。「寿命」の定義は記載なし。


■おまけ-B社LEDバルブは返品

AMAZONサイトから、不良品/全額返金での返品申し込み。

自己都合ではなく製品不良が理由なので、送料負担なし。

クロネコに持ち込んで、バーコードで伝票発行して貼り付けて、引き渡し。

たまたま購入した品物だけが不良品だったのかな(^^)

だとしても、一回こういう体験しちゃうと、もうこのお店からは買わ(え)ないなぁ...


■おまけ-エンジンルーム内に物を落とさないようにしましょう!

今回の作業中、バルブカバーをエンジンルームに落として、エライ難儀したので(笑)

・今のクルマってエンジンルームの下側がフルカバーしてあるんで、地面に落ちてこない。

・ヘッドライトはエンジンルームの端っこなので、ステーやら補器類やらが密集。

・スキマがなく腕が入らない。入っても抜けなくなりそう。

・補器類に引っ掛かって下まで落ちてこない。

・底面のカバーで遮られ、どこに引っ掛かっているのかわからない。

いやー、あせったあせった(笑)

・落とした直後、パーツが見えなくなり、どこを経由して落ちたのかも追えず...

・エンジンルームを下から見ても、フルカバーで何も見えず...

・カバーに開いている小さい穴から落ちたであろう辺りを目視と指探りするもいない...

・カバーを外すにはネジをたくさん外さないと... 

・バンパーを外せば見通し効くかな...

などとあーでもないこーでもないと試行錯誤するも先に進まず(笑)

こういう時はふりだしに戻ってリセットするのが一番(^^)

落ちたであろう経路に腕を突っ込んで奥まで進むと、補器類の間に何か挟まっている感触!

つまみだそうと指を動かしたら、カランカランの音とともに落下。

触ったであろう場所はタイヤハウジングの前側付近。

下からその付近のカバーの穴をのぞいたら、いた!

でもパーツが大きくて穴からは出せないぞ...

幸い、その部分のカバーは小さく分割されていて、ネジ5本外せば、隣のカバーとの間にスキマができそう♪

さっそく、メガネレンチでネジ5本を取り外すと、予想通り、カバーにスキマができた!

慎重に落とし物をスキマに誘導、スキマから外へ救出!

あーよかった(^^)

みなさん、くれぐれも、エンジンルームには物を落とさないようにしましょう♪


以上です☆

※言うまでもないですが、執筆時点(2023/7頃)の情報ですのでご承知おきくださいm(__)m