2015/06/27

えっ、尖閣諸島に核廃棄物の貯蔵施設!?

2015年6月25日に開催された株主総会で、株主から経営陣への質問の中での発言、という記事が出ていました(^^)

目からウロコ、とはこういうことですね。

国有地として買い取ったわけですし、実現すれば、その他の諸問題の解決にもなりそうです。

一度、施設として動き出せば、そこを橋頭堡として採り得る国家戦略の選択肢も増えますし。

実際に貯蔵するかどうかは別にして、作ることに意義はある、と思うんだけどなぁ。

もし、作ったとしたら、後世に称えられるかもしれない(笑)

福島第一原発事故は、何も解決していないんです。

燃料棒の取り出しすら、始まっていないんですよ、一番深刻なダメージを受けた2つの原発からは。
つまり、放射能は放出され続けている、ってこと。

その証拠に、福島市のモニタリングポストの値、未だに、他地域より一桁多いんですよ。


あと、先般発表された廃炉へのロードマップの改訂版、知ってますか?

今やっているのは、核燃料棒を取り出す準備のための準備工事なんです、まだ。




ガレキの撤去すら、まだ終わっていない。


その工事が終わるのは、2020年。東京五輪の年。地震から9年も後。

核燃料棒の取り出しはそこから始まるわけですが、その後のロードマップは、なし、です。

さらに、取り出した核燃料棒の保管先はまだ未定でその時までに考える、と明記...

原子力技術の劇的革新で、核廃棄物の処理がいい方向に進むことを願うばかりです。