2025/06/03、東横INN予約サイトが全面リニューアル(^^)
しかーし、スマホサイトもPCサイトも、使い勝手が大幅に悪化!
ここではスマホサイトの悪化事例に絞ってみた。
変更前は...
検索条件を1画面で指定して、検索ボタン...最小限の画面遷移で済んだのに...
検索結果が空き室ありだけだったのに...
必要最小限の操作で最大限の効果/結果が得られて、とてもよかったのに...
慣れの問題じゃなくて、作り込み不足、の一言!
おそらく、変更担当者は、
「東横INNの予約サイトをたまにしか使わない客」
をターゲットになるべく「操作を簡単に」を指向したんでしょうね。
でも、手段も目的も取り違えちゃってるし、色々な点で。
まずは、異常に頻繁な画面遷移と異常に広い余白。
スマホ初心者は画面がコロコロ変わると、パニクっちゃうんだよね(+_+)
「あれ、さっき何入力したんだっけ?」
「今、どこまで入力したんだっけ?」
など、スマホ操作にコンプレックスがあると、なおさら、混乱しちゃう。
逆に、私のような「常連客」からすると、
「なんで、条件入れるたびに画面遷移するんだよ!メンドクセ!」
「なんで、こんなに余白が多いの?余白に全条件の選択肢表示できるじゃん!」
など、機能性とは正反対の画面設計に辟易(@_@)
画面遷移のたびに、通信が発生するってことも、考えていないんじゃないのかね?
だったら、検索条件を1画面で指定し、「検索」 タップ、がコーディング面でも操作面でも、シンプルでしょうに(^^)
次に、なぜ、UIを一つにした?
いつも使っている「常連客」 から言わせてもらうと、めんどくさくて仕方ない!
初心者用UIと常連客用UIに分ければよかったのに(^^)
常連客用UIとして以前のUIをそのまま継続、もしくは、操作感は同じだが、バックエンドは最新システム対応、という選択はなかったのか?
イマドキ、全顧客が同じITスキルを持っている=同じまどろっこしいUIでまかなおう、という考えが、検討会議内で疑問視されなかったとすれば、企業/組織としてはセンスがなさすぎ!
3つ目は、空室を検索したのに、どうして「空室なし」の設備を表示するの?
空室がある(=泊まれる部屋がある)かどうか知りたいのに、なぜ満室(=泊まれない)情報をわざわざ表示するのか...目線が顧客からズレちゃってる(+_+)
表示されなければ空室がない、はシンプルでわかりやすいと思うのだが...
また、空室がない設備が見たければ、以前のように空室なしも表示操作すればいいだけ。
おそらく、得体のしれないお客様の声やアンケートをうのみにして、自分の考えを持たず、自分自身での操作検証もそれなりで済ませた、というところか。
最後にサイトのデザイン、とても機能的とは思えない!
余白が多すぎる結果、画面スクロール量が増大し、操作効率は大幅悪化!
また、画像がふんだんに使われているが、予約するときに常時表示しておく必要はまったくなく、パケット代はかさむし、必要な情報が押し出されてしまっているし、まったく、ピント外れなデザイン(+_+)
画像より、文字情報が重要なのに、何を取り違えてしまったんだか...
設備や部屋の画像を見たければ、「詳細はこちら」 で別ページで表示すりゃいいんだし!
あと、「デザイン」の定義が見た目やしゃれた模様、と勘違いしているようだが、本来のデザインは目的に沿った機能を伴ってその製品を設計製造すること。
見た目だけの「デザイン」は、芸術であって製品ではない。
今回の東横INNの予約サイト変更は、まさにこの勘違いの典型で、残念でしかない!
ロゴ変更前の、質実剛健、かつ、センスがよかった(=かなり検討を重ね、作り込みが感じられた)会社と同じ会社が作ったとは思えず...
今回の変更は、やっつけ仕事で作った感じ、「こんなもんでいいでしょ♪」感、が漂ってて、以前の好印象から、一気に悪印象に変わってしまった(笑)
もし、予約サイトが改善されず、このままの仕様だったら、利用頻度は間違いなく減るだろう、私の(^^)
以上です☆