2025/04/27

久々に乗り鉄したJR九州の列車で感じたお客目線の欠落☆

2025年4月上旬、4泊5日で九州北部を乗り鉄してきました☆

どこを訪れても列車の車窓からも、満開で見頃の桜を満喫🌸

で、特急から気動車、九州新幹線に西九州新幹線、BRTまで様々な車両に乗ってみて、感じたことを書き殴ります♪

 

■西九州新幹線の展開

改めて、長崎から乗車して感じたのは、
・いくら同じホームでも、大きな荷物を持っての乗り換えはネックだな。
と(^^)

一日も早い九州新幹線へ接続すべき。乗換なしで博多、さらにその先の山陽新幹線に乗り入れできるように☆

佐賀県がどうしても費用負担したくない、と言い続けるのであれば、佐賀県を通らない経路への変更もやむなし。一例:大牟田辺りから諫早付近まで海底トンネル...佐賀市街の用地買収費用や手間を考えるとそれほどの負担増ではないのでは...

なお、新幹線が開通しても並行ではないから在来線区間が残る、と佐賀県は考えているようだが、甘い。

西九州新幹線全線開通後は、長崎本線を通る在来線特急はなくなると考えるのが自然。

「佐世保行の特急みどりがあるからなくならない」 

と思っているだろうけど、それも幻想。

おそらく、西九州新幹線全線開通したら、支線化する武雄温泉線を延伸して佐世保までつなげてしまうだろう。

そう、博多から新幹線一本で佐世保まで行けてしまう、特急より早く。

となると、特急が走らないローカル線にある県庁所在地となり、佐賀市中心部の衰退はさらに進む...

 

■YC1のシート

非電化区間への配備が進むYC1系、外装と車内の見た目は今風でキレイ☆

しかし、シートの座り心地が、イスの機能を無視した造りと相まって、ヒド過ぎ(@_@)

イスって座ったときに腰で支えられないと、姿勢が保てなくなり、変なところに力が掛かってしまうので短時間でも疲れてしまう。

YC1では、なぜか腰の部分にクッションがなく、姿勢を保てないのだ。

加えて、座面のクッション薄っぺらで弾力がないため、上下動とカーブでの横揺れでお尻の位置がずれてしまう。特に、非電化区間は線路品質が悪いので、上下動も横揺れも大きい。

これでは、30分も座ってたら背中やお尻が痛くなること間違いなし...佐世保-早岐間の短時間でも、充分、苦痛だった(+_+)


■81x系のロングシート化

これは、ぜひ、中止してクロスシートに戻してもらいたい。

長い区間を走ることが多いので、ロングシートは不適。

乗客を荷物と見立てているJR東日本に迎合するような、

・とにかく少しでも多く詰め込んで運行することが効率的。

・それが、乗客サービスである。 

という誤った認識に危惧。

熊本地区の減便減車はその最たる例で、乗客無視も甚だしい。

今回、豊肥本線に乗っていて、地元の乗客が、

・電車混み過ぎだよね。

・いつ乗っても混雑してて疲れちゃう。

と話しているのを初めて耳にした。

こういう、小さい不平不満を放置しておくと、JR九州のネガティブな印象が積もっていき、長期的な客離れにつながることは、旧国鉄で経験したはずでは?

民営化して30年経ち、顧客視点を忘れてしまったのだとすれば、国鉄時代の二の舞(^^)


■駅窓口激減と特急券券売機の混雑

みどりの窓口の縮小、駅窓口の人員削減と営業時間短縮、を推し進めているが、それに見合った施策はおざなり/なおざりで、乗客サービスの低下と劣化が顕在化していた。

列車に乗車する頻度が多い乗客目線では、
・オンラインで予約しても、いつも行列していて、きっぷを手にするまでに時間が掛かる。
・券売機の数が少なくて、手間取っている客が券売機を占有して、きっぷを受け取れない。
でストレスがたまる。

列車をたまにしか利用しない客目線では、
・きっぷの仕組みや買い方自体がよくわからない。
・そもそもきっぷと乗車券や特急券の違いや役割がわからない。
・たまにしか使わないのに、利用者登録してオンライン予約しなきゃいけないの?
・対面で買うときには不要な個人情報を、ネットに登録することへの不安。
・きっぷを買うのは面倒という刷り込みで、列車を敬遠するバイアスが働く。
など、ネット予約も券売機もハードルが極めて高いことがわかっていない。

なお、一部区間で実施しているJR九州独自のチケットレス特急券は、改札での操作がややっこしくて、一般向けの仕組みにはなり得まい。日常的に同じ区間を往復するような少数派の乗客をターゲットにしたもので、抜本的な解決策にはなり得ない。

 

■D&Sきっぷの特例対応

D&S列車出発30分前にきっぷを予約済きっぷを発券または購入しようとしたら、長蛇の列で発券または購入できず乗車できないことを経験した(+_+)

行列による発券不可に限り、対象列車乗務員による特例対応してもらえないだろうか?

すべての特急での対応はムリだろうけど、観光列車であるD&S列車だけなら、対象人数も少ないのだから、特例対応できる余地はあると思う。

きっぷ購入済で発券不可の場合には、乗務員が該当きっぷの予約を確認し、発券済操作をする。予約システムで発券済にしておけば、乗車したのに払い戻す不正乗車を防止できる。

きっぷを買えていない場合には、乗務員が空席検索してきっぷを、グリーン車のように駅での販売料金とは異なる料金で販売発券する。満席の場合には発券不可もしくは未指定特急券のような券種を発券する、などで対応できるのではないか。


以上です☆