2026年4月から東京都内私鉄地下鉄でのクレジットカードタッチ改札乗継開始☆
一見、便利です...でも、乗客と鉄道会社側にメリットがあるんでしょうか?
■乗客目線での考察
交通系ICを使わないことが、乗客にとってデメリットです。
最大の欠点は、クレジットカードタッチの反応の鈍さ!
交通系ICと比べて、明らかにワンテンポツーテンポ、時間にして1秒程度、鈍い...
通過人数がけた違いに多い東京圏の改札では致命的です。
乗降客数がまばらな地方交通では許容できるでしょうけど(^^)
熊本県内バスと鉄道での全国共通交通系ICから撤退、は通過人数が少ないからできたこと♪
話しはそれますが、鹿児島県内に至っては、未だに、互換性がない各社各様のプリペイドカードが現役。複数の会社を乗り継ぐ場合、各社専用のプリペイドカードを作るので、カードの枚数は増えるし、チャージ(九州では「積み増し」と表現)は各運行会社の車内でしかできない、不便さ。
これじゃ、カード作るより、どこでも支払える「現金」が主流...かと思いきや、意外にも専用プリペイドカードで払っているヒトがほとんどという不思議な現象(@_@)
プリペイドカード払いすると特典(ポイントが付くとかボーナス金額の加算とか運賃割引とか)も公式サイトには記載がないし、買い物では使えないし、なぜ現金ではなくプリペイドカードを使うのか、理由がわからない。
ちなみに、鹿児島で市電に乗ったときに観察しているんですけど、クレジットカードで払っているのは私だけなんですよねぇ、いつ行っても(^^)
話しを戻して...
次の欠点は、運賃が紙のきっぷと同額であること!
決済手段はこちらが用意し、鉄道会社側の手間暇を軽減しているのに、それを還元しないって。
理由は単純で、加盟店(=鉄道会社)はクレジットカード会社によって決済手数料を取られて、運賃を割り引くと、決済関連の経費が赤字になっちゃうから。
さらなる欠点は、引き去り金額がその場でわからないこと!
乗継の場合、料金体系が複雑なので、改札を通過したはよいが一体いくら支払ったのか、その場で確認できないって、不安じゃないですか?
バスでは支払額が表示される場合があるが、改札では見たことがない(見落としているだけかな)。
実際、乗り継ぎ時の改札の通り方(タッチする機械の取り違え) によって、意図しない高額料金を支払ってしまう事例と注意喚起がいくつかの鉄道会社で告知されていますし。
さらに不便なのは、クレジットカードタッチ改札での支払い金額を即座に知りたければ、それを確認する「だけ」のためにサイトにユーザ登録する必要がある点。
この手間は、交通系ICカードと同じ。
でも、交通系ICカードはモバイル化すればスマホ上で利用履歴を確認できるのに対し、クレジットカードはカード自体はスマホに取り込めるが、利用履歴確認は別途サイト登録してそのサイトを開いて操作するので、操作に統一感がないうえ、煩雑...つまり登録も操作も覚えることが多くて面倒、ということです。
さらに言うなら、決済手段が増えることで、改札通過ルールが増えるってこと自体が、利用者目線では覚えることが増えて面倒なだけ。
■鉄道会社目線での考察
交通系ICカード用改札機の価格が高いと文句を言っているのに、クレジットカード読み取り機をオプション装着したら、改札機の価格はさらに高くなっちゃうんじゃないのかな。
現状では、運賃計算を交通系IC読み取り機と「共用」できないし、対処すべき新たな読み取り手段が増えてしまい、単純にコストが増加するだけ。
さらには、クレジットカードのお決まり、決済手数料、も利幅が薄い安価な私鉄運賃から差っ引かれちゃうので、減益要因。
インバウンド向け、とはいうが、インバウンドがメインで使うのはJR。
でもJRではクレジットカードタッチ改札未対応、なのでインバウンドにしても、複雑怪奇な決済手段の乱立により混乱するだけ。
■結論-鉄道でのクレジットカードタッチ改札
大都市圏の鉄道ではクレジットカード改札、不要です(^^)
儲かるのは決済手数料が入るクレジットカード会社のみ、乗客も鉄道会社も得がない。
不毛だ...
そこで提案ですが、
・クレジットカード決済手数料を上乗せした運賃を設定
してはいかがでしょうか?
■番外-地方鉄道の現状
地方鉄道、特に第3セクターが運営している鉄道については、外国人旅行客あるいは外国人レベルの非常識な日本人対策、が急務でしょう。
ダイヤの順守より運賃収入が優先、にしないと、無賃乗車のまん延を引き起こし、経営が立ち行かなくなります!
以前見かけた、旧国鉄高森線を引き継いだ鉄道車内で、外国人と明らかに英語がわからない運転士の間で、運賃支払いに関して話し合いをしていたのですが、運賃支払いの説明ができないまま、発車時刻が過ぎ、結局、運賃を払わせないまま、下車させていました(@_@)
こんなことを許していたら、真面目に運賃を支払っているヒトがどう思うのか、考えないのでしょうか?
外国人だろうが何だろうが、運賃を払わないなら、警察に突き出す!そういう厳しい対応は必要です、絶対に。
特に外国人旅行客は、ネットの情報をうのみにするので、こうした事案がネットにアップされると、
「あそこの鉄道は、ごねれば、タダで乗れるよ♪」
という誤った情報が定着してしまい、自分の首を絞めるだけと心得るべきです。
また、そういう乗客への対応にかかる時間や手間も、ちゃんと自己責任/自己負担させることで、そういう情報も伝搬し、
「ちゃんと運賃払わないと、逮捕される/余計なカネを払うことになる!」
という正しい情報を定着させるべきではないでしょうか。
先の事例で、外国人は、
「現金は持っているが、1万円札しかないので、どうしたらよいか?」
といった内容の質問をしていたのですが、運転士はまったく理解できなかったようです。
細かいカネがないのなら、運賃以上の金額を支払ってもらうだけのこと。
乗車前に運賃を用意しておくことが当たり前、ということを知らしめるべきだったのです。
だって、車内出入口には、その旨の告知(車内では両替不可/あらかじめ運賃を準備してから乗車/など)が書かれた英語のガイドも貼ってあったし、確か、立野駅構内にも同様の貼り紙があったので、「知らない」のは客の落ち度なんだから。
以上です☆