2012/04/08

ノンアルコールビールに存在意義はあるのか?

ノンアルコールビールは、ソフトドリンク、ですよね?

会議の時、飲んでもいいんですよね?

運転中に飲んでもいいんですよね?

子供が飲んでもいいんですよね?

スーパーやコンビニで子供が買っても年令確認不要ですよね?

...

以前、大手ビールメーカーのノンアルコールビール開発担当の人が、得意げに、話していました。

「アルコールは一切入っていないんです。」

と。

それでいいんでしょうか。

少なくとも、大手ビールメーカーの人たちには、それなりの倫理観を持って、商品開発やら社会への影響やら、大局的な観点から商品を開発して欲しい。

ノンアルコールビールと普通のビールを飲んでいるのを、パッと見て、「飲酒」しているかいないか判別できますか?

ビールらしき缶を飲みながらを運転中しているクルマを警官が見掛けて、追跡して停止させたら、ノンアルコールビールだった...

こういう、余計な手間を誘発させ、社会コストを増大させるのは、企業として、品のある行為とは思えないです。

どこか、1社だけでも、「うちは、ノンアルコールビールはやりません!」と宣言して欲しかった。

「法律がないんだから「ビール」という言葉をつけたっていいだろ?」
というのは、自らを律することができない、品の低さを感じます。

レアアイテムを入手させるために、何十万円も使わせておいて、

「法的に問題ない!」

と平気で言い張ってきた、オンラインゲーム会社と同じでいいんですかね。
老舗といわれる伝統ある会社が、法律で規制されなければ、何をやってもいいなんて。


何か、日本は、間違った方向に進んでいるような気がします...