2013/05/23

5/23機能強化! - 月額980円で高速通信できる低価格SIM - OCN モバイル エントリー d LTE 980 SIMパッケージ

4月から予告されていた、OCN モバイル エントリー d LTE 980 の機能強化、5/23付で発表されましたね(^^)

詳細は、OCNサイトの「OCNからのお知らせ」を。

かいつまむと...

(1)1日30MB超過時の通信速度を100kbpsから200kbpsへ増速
(2)SIMフリー版「iPad mini」でも利用可能なnanoSIMカードの提供
(3)FOMA(3G)端末への対応
(4)販売店を拡大しアマゾン以外の下記オンラインストアでも販売開始

販売サイトを見る限り、3G回線で高速通信(FOMAハイスピード)「できない」という記載は見当たりませんが、実際のところはどうなんでしょうね。

もし、3Gでも高速通信できるなら、IIJmioやb-mobileの1000円以下プランは太刀打ちできなくっちゃう^^;

 

民法に規定されている13種類の契約類型

民法に規定されている契約類型は、以下の13類型。

  1. 贈与
  2. 売買
  3. 交換
  4. 消費貸借
  5. 使用貸借
  6. 賃貸借
  7. 雇用(雇傭)
  8. 請負
  9. 委任
  10. 寄託
  11. 組合
  12. 終身定期金
  13. 和解

■補足-委任と準委任の違い
「準」 が付くと、責任が軽いと勘違いしがちだが、責任の軽重とは無関係。

委任:法律行為を委託すること。
準委任:法律行為ではないことを委託すること。

ここでの「準」は、「準用する」という法律用語の簡略形。
準用する=そのまま同じように適用または解釈する、という意味。

■参考-「経済産業省が2007年4月に公表した「情報システム・モデル取引・契約書」(モデル契約書)」
不誠実なベンダーは、しばしば、ユーザが不利になるような契約書を作成して提示してくることがあると言う。

例:「善管注意義務」に関する記述を敢えて盛り込まない。
盛り込んでいなくても、民法上、善管注意義務を逃れることはできないので、利用者側の不利益にはならない。
しかし、盛り込んでいないことで、「ベンダーには善管注意義務がない」とユーザに勘違いさせることを意図して、わざと記述を削除するらしい。

例:支払いに関する規定
準委任契約であることをたてに取り、契約期間が満了したら速やかに支払え、という規定を盛り込むことがあるらしい。
モデル契約では、業務の終了条件を明確化して記述することが求めており、終了条件を満たすまでベンダーへの支払い義務は発生しない、としている。
成果物を明確化していない契約書を持ってくるベンダーは要注意、とのこと。



2013/05/11

月額980円で高速通信できる低価格SIM - OCN モバイル エントリー d LTE 980 SIMパッケージ


うれしいことに、有力な低価格SIMが、またひとつ登場しました(^^)

2013/04/08、OCNを運営するNTTコミュニケーションズが発売を開始した、

OCN モバイル エントリー d LTE 980 SIMパッケージ(標準SIM/マイクロSIM)
←SIMの形(標準/マイクロ) はリンク先ページで選択。


で、アマゾンでのみ購入できます。

月額980円でLTEの高速通信(最大112.5Mbs)が可能!という太っ腹なサービスなんです。

高速通信は30MB/日まで、の制限はありますけど、翌日はクリアされるとのこと。
月に換算すると、30MB×30日=900MB。
IIJmioのSIMの1980円プランが、月1GB(=1000MB)という制限であることを考えると、かなりおトクです。

唯一残念なのは、発売当初はLTE端末専用で、FOMA端末(LTE非対応の3G端末)に入れても通信不可な点。
が、しかし、なんと、5/23からLTE非対応の3G端末でも使えるようになるんです!
このことは、「OCNからのお知らせ」という非常にわかりにくい場所に、

4月11日「OCN モバイル エントリー d LTE 980」における3G端末対応予定日について

として掲載されています。
なぜ、こんな重要なことを、OCNモバイル通信サービスのページに掲載していないのか、不思議です。

今、イオンの低価格SIMを検討している人で、5/23まで待てるなら、「OCN モバイル エントリー d LTE 980」も選択肢に入れておいたほうがよいですね。
オプション料金なしでLTEを使えるというのは、イオンで売っている低価格(980円/945円)SIMにはない利点ですから。

ただ、3G通信が、FOMAの最大速度(14Mb)で提供されるかどうかは、どこにも記載されていないので、5/23以後の発表や利用者の人柱報告を見極める必要はあります。
おそらく、3Gの電波使用効率を考慮すると、14Mbでは提供されず、イオンの低価格SIMと同等の速度制限(150Kb/200Kb)が掛かる、と推測します。
もし、3G通信がFOMAの最大速度で提供されるとしたら、文句なしにおススメですね。

■補足-似て非なるOCNのモバイル通信サービス
上記で紹介したのは、

「OCN モバイル エントリー d LTE 980」

です。
実は、OCNのモバイル通信サービスには、

「OCN モバイル エントリー d」
「OCN モバイル エントリー d LTE」 

という、限りなく同じ商品に見える、まったく別のサービスが存在します。
それに、OCNのモバイル通信サイトのメインメニューには、「... LTE 980」へのリンクがないんです。
広告みたいなバナーが、「... LTE 980」への唯一の入口なんて...ずいぶん控えめです。

このため、似て非なるサービスが存在することを知らない普通の人々は、混乱すること必至です。
私は思いっきり混乱しました^^;

※このブログ内の記述内容は、執筆時点における私見であり、事実と異なる場合があります。ご利用の際は、ご自身の責任でご判断ください。

イオン店頭で買えるSIMはBモバSIMとIIJioSIMの2種類がある

月額1000円未満の低価格SIM、気になりますね。 
 
イオン店頭でカンタンに購入できるので、ますます気になるところです。
 
ここでは、イオンで売っている低価格SIMをまとめました。 
 
■イオンのSIMはBモバSIMとIIJioSIMの2種類がある
2013/05時点で、イオンが取り扱っているSIMには、Bモバ製とIIJmio製の2種類があるので混同しがちです。
何れも、購入後、指定のサイトに入って利用者登録とSIM認証を完了すると、即、開通します。 
  • Bモバは月額980円。店頭での本人確認が必要。販売価格は3150円。
  • IIJmioは月額945円。店頭では本人確認なし。販売価格は3150円。
Bモバ(b-mobile)はMVNOで日本通信株式会社が提供しており、低価格SIMの開拓者的な会社です。
2011/06/10以後、イオン店頭で発売された低価格SIMは、このBモバのSIMで、このBモバのSIMが「イオンSIM」です。
b-mobileのサイトを見ると、「イオンSIMとは」と明記されています。

その後(2012/09/01)、IIJmioがイオン店頭で販売するSIMパッケージ(IIJmioウェルカムパック for イオン)を売り出したため、イオンでは、2つのMVNOが提供する低価格SIMを併売しています。
このことを知らないかたが、IIJmioがイオン店頭で販売しているSIMのことを「イオンSIM」(=BモバのSIM)と勘違い、している記述が見受けられます。

IIJmioのオンラインサイトで購入するSIMとイオン店頭で購入するIIJmioウェルカムパック for イオンのSIMは、同じものなのに、です。

ですので、イオンで買える低価格SIMをネットで調べるときには、
  • イオン店頭で買える低価格SIMは、SIMの提供会社が2種類存在する。
  • 「イオンSIM」 とIIJmioウェルカムパック for イオンのSIMは違う会社が提供する別物である。
 と言うことを頭において、読み解きましょう。

念のため...
ここで記述している2種類のSIMというのは、形状の違い(マイクロSIM/標準SIM)のことではありません。

2013/05/06

IIJmioウェルカムパック for イオン HE-WR01付 を試してみた

GW、折り込みチラシに載っていた、

「イオンの低価格モバイル標準サイズSIMパッケージとルーターセットが3150円!」

というのが気になっていました。

実は、単身赴任先住宅でのインターネット接続を安く済ませる方法をあれこれ思案していたからです。

チラシによると、

SIMは、IIJまたは日本通信(何れもドコモのMVNO)。
ルーターは、HE-WR01(iPodに装着できる形状のモバイルルーター)。

のセット品。
月額料金、最低945円からと桁違いに安いです。
もちろん、低速ですが、追加料金を払えば、その月だけ高速通信できます。


また、SIMのパッケージ価格が3150円なので、モバイルルーターは「タダ」 、というわけです(^^)
しかも、イオンクレジットのイオンワンデーパスの対象期間だったので、5%オフの2992円で買えました。
価格.comで見ると、最低5480円だし、とってもお買い得。

それに、このHE-WR01、USBテザリング(RNDIS)機能を装備しているので、PCに直結して通信できるんですね。←取説の6.10.5.Web設定-RNDISに、さらっと書かれています。
つまり、WiFi(無線LAN子機)機能がないPCでも使えるってこと。
タダでもらえるものにしては、使えるヤツだ。

HE-WR01、さっそく試してみました。

パッケージを開けると、ドコモの標準SIM(FOMAカード)とパスコードのカードが同梱。
SIMを切り離して、HE-WR01のスロットに入れ、電源オン。
完全放電状態のため、反応なし。

USBケーブルでPCと接続すると、電源ランプが赤色点灯。
電源オンにすると、3Gランプが赤色点滅、数十秒後、緑色点灯。

WindowsXPPCに接続したが、ドライバがインストールされた旨、表示されました。

※Windows7PCでも同様のはず。今回、わけあって、Windows7PCでは、HE-WR01から取り出したRNDISinst.exeを実行してから接続したので、WindowsXPPCと同じ挙動になるかどうか、わからない。

その後、電源ボタンを2秒以内に3回押し、USBモードを、CDROMモードからRNDISモードに切り替え、ネットワークアダプタ「INFOMARK USB Ethernet/RNDIS Gadget」として認識されました。

工場出荷値の本体のアドレス 192.168.1.1 にブラウザから接続するとログオン画面が表示され、ログオンすると、モバイルルーターのWeb設定画面が、無事、表示されました。

また、IIJmioへのSIM登録も完了したので、インターネットにもちゃんと接続できています。
ただ、さすがに、画像過多のPCページや地図は、200Kbsではだいぶ遅いです^^;

あと、てっきり、USBテザリングとWiFiは排他で、同時に使えないと思っていたのですが、さにあらず。同時に接続することができました。
また、WiFiをオフにすることができるので、USBデータ通信アダプタとしても使えます。
SSIDも隠せるし、侮れませんね、このモバイルルーター。

でも、本来の使い方、iPodやiPhone4に装着して使うとなると、バッテリの持ち時間が短すぎるだろうなぁ。
(仕様では4時間通信可能とあるので話半分として)2-3時間しか持たないんじゃ、AC電源が確保できない屋外で使うのは、ちょっと不安。

となると「モバイル」 ルータではなく、電池が切れる心配がない、
  • 屋内/車内で「固定」ルータ
  • 「擬似」USB通信アダプタ
として使う、のが賢明でしょうね。

■補足-モバイルルーターへのIIJmio接続情報設定方法は割愛
モバイルルーターのWeb設定画面で、IIJmio接続情報を入力する工程がありますが、ここでは触れません。
これは、同梱されている冊子通りに作業を進めれば問題なく設定でき、ここで説明するまでもないためです。

■補足-IIJmio未登録状態でもIIJmio.jpには接続できる
購入したSIMをモバイルルーターに装着しても、IIJmioのサイトでSIMを登録しないとインターネットには接続できません。

ただ、この状態でも、IIJmio.jpのサイトには接続できます。
したがって、他にインターネット接続環境がなくても、IIJmioへの会員登録とSIMの登録(開通)作業は、SIM+モバイルルーター+PC、で進められます。

但、登録作業の途中で入力が必要になる「認証コード」はメールで届きます。
登録作業の途中では、PCはインターネットにつながっていないので、PCではメールを受け取れません。
なので、ここは、ケータイのメールアドレスを登録してしまうとよいでしょう。登録したメールアドレスは後でいくらでも変更できます。

■補足-Windows7PCでもインストール/動作OK
後日、別のWindows7PCにUSB接続したところ、ドライバが自動的にインストールされ、インターネット接続できることを確認しました。
接続したモバイルルータが、デバイスとプリンターの一覧に、
  • RNDIS/Ethernet Gadget
    

が表示されました。