2019/03/26

Outlook2013/2016/2019で署名データを移行する方法

Outlook 2013/2016/2019で署名データを別PCへ移行する方法です☆

以下のフォルダを探して、フォルダ内のファイルを移行先PCの同じ場所へコピーするだけ。

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Signatures

なお、上記フォルダが見つからない原因は以下のいずれか。

まだ、Outlookにメルアカを登録していない。
まだ、Outlookで署名画面を一度も開いていない。

また、AppDataは隠し属性なのでExplorerの一覧には出てこないことがあります。
その場合でも、URL欄に手打ちすれば出てきます。Explorerの表示設定を変更しなくても。

■補足
1つの署名は4個のファイルで成立します。(拡張子:.files、.htm、.rtf、.txt)

なので、署名を複数作っていた場合には、4個のファイルセットが複数存在するはずです。

以上です☆

Win7の付せんデータをWin10のSticky Notesへ移行する方法

「Win7の付せんデータをWin10のSticky Notesへ移行するにはStickyNotes.sntをThresholdNotes.sntに改名すればよい」

というのをよくネット上で見かけますが、実際には移行できなくないですか?

実は、あとひと手間かけると、移行できちゃうんです♪

Windows7の付せんデータをWindows10に移行する方法
以下の手順を踏んでください。
  1. Win7上で、¥Users¥(username)¥AppData¥Roaming¥Microsoft¥Stick Notes¥StickyNotes.sntをUSBメモリなどへコピーする。
  2. Win10上で「アプリと機能」からSticky Notesの「詳細オプション」を開き、「終了」と「リセット」をクリックする。
  3. Win10上でUSBメモリなどへコピーしておいたSticky Notes.sntを¥Users¥(username)¥AppData¥Local¥Packages¥Microsoft.MicrosoftStickyNotes_8wekyb3d8bbwe¥LocalState¥Legacy 内にコピーして ThresholdNotes.snt に改名する。
  4. Win10上でSticky Notesを起動する。
  5. Win7で使っていた付せんが画面に表示される。

■動作の概略
Stcicky Notesを初めて起動する場合に限り、Win7からコピーして改名したファイルの内容をWin10用に変換してくれるんですね。

「初めての起動」の判定は、AppData上のSticky Notesデータ(フォルダ)に設定ファイルが存在しない、で判断しています。




このため、一度でもSticky Notesを実行した後、Win7からコピーして改名したファイルを指定の場所へ置いても、変換してくれないんですね。

なので、Sticky Notesの「終了」と「リセット」で、AppData上のSticky Notesデータ(フォルダ)を初期化=Sticky Notesが一度も実行されていない状態にするんです。

この状態にしてから、Win7からコピーして改名したファイルを置いておき、Sticky Notesを起動すれば、ちゃんと変換してくれるというわけです。

■補足
Win7の付せんアプリはWin10ではSticky Notesアプリが該当します。

Win10ではスタートメニュークリック後、「付せん」と入力しても、付せんアプリはヒットしないため付せん機能は使えないと勘違いしてしまいますよね。

ただ、元々、Win7でも実体(英語版)はStickyNotesではあるのですが^^;

以上です☆