2026/08/22

iOSの都市伝説(笑)

 iOSデバイスでまことしやかに語られている都市伝説(笑)

 

■強制電源オフ...できませんから!

強制「再起動」はできますけど、強制「電源オフ」はできません(^^)

 

ここでいう「強制」とは、

・画面がフリーズした!

・特定の操作しか受け付けなくなっちゃった!

・通常のシャットダウン操作では電源が切れない/再起動できない!

とき、画面に触れず、ボタンだけで何か操作すること、を意味します。

PCに当てはめると、マウスとキーボードを使わずに電源を切る方法、

・電源SW長押し。

に該当。 

本題の強制電源オフ操作は、

・音量大ボタンを押してすぐ放す。

・音量小ボタンを押してすぐ放す。

・サイドボタン(電源ボタン)を押し続ける。

・画面が真っ黒になったら放す。 

・注意点として、リンゴマークが出るまで押し続けると、再起動されちゃう。

と...

ただ、試すとわかるんだけど、どうやってもリンゴマークが出て再起動、という挙動にしかならないんですね、これが♪

そもそも、アップル公式サイトには、強制電源オフの操作方法、掲載されていませんから!

コピペ記事の典型例ですね...逆に言うと、強制電源オフできる!って記事を載せているサイトや筆者は信用できない、と判断する好材料(笑)

同じ内容の記事が多数ヒットするもんだから、数の多さでしか真偽を判断できないAIが正しい情報と判断して引用、さらに間違った情報が広まるという、ネットあるあるのデススパイラル...

あと、強制再起動は、本当の最後の最後の最後の手段です!

気軽に何回もやっちゃだめですよ!

iOSが正常に動作しているデバイスで、強制再起動を繰り返すと、間違いなく、動作不調が発生するようになります...会社のデバイスで再現テストを繰り返した(2-3回)結果、100%動作不調が発生し、ほとんどの場合、「復元」(Appleがいう「復元」とは、工場出荷状態に戻すこと=初期化)してアクティベーションとキッティングやり直し、しないと動作不調を解消できなかった経験から(^^) 

一生に一度、というと大げさに聞こえるかもしれませんが、それぐらいやる必要がない/ほとんどの場合で別の方法で安全に対処できるんです。

そもそも、動作がおかしいと言ってデバイス持ち込んでくる人のほとんどが、

・電源の切り方を知らない。

・今まで、一度も電源を切ったことがない。

・アプリを閉じたことがない。

って平気で言い放つんですよねぇ(+_+)

こういうヒトは、プライベートのスマホで不調になると、ショップの言いなりにデバイス買わされちゃうんだろうな...

こういうヒトがいるおかげで、キャリアは利益を確保できる(笑)

 

■「データ消去」をオフでパスコード10回間違えてもデータは残る...いえ実質消えます!

設定の中にある「データ消去」。

パスコードを10回間違えたときの挙動を決める選択肢で、オン/オフの二択(^^)

オンにしといて、パスコード10回間違えると、有無を言わさずワイプ処理が走り、アクティベーション前の画面に遷移しちゃいますね。

...10回間違えるには、最低8時間かかるので、検証が大変(笑)

オフにしといて、パスコード10回間違えると、ワイプは走らないんですが、

「iPadは使用できません」※

と表示され続けます。

※待機時間が表示されることがあるが、待って画面に従い操作すると、一見復旧しそうな画面が表示され期待を持たせるが、キッチリ30分後に「失敗」し、「iPadは使用できません」に戻る。

この状態になってしまったら、デバイス単体で、元に戻す/データを復旧する方法はない、です(^^)

この状態のデバイスを再びアクティベーションできるようにするには、WindowsPCが必須アイテム。AppleのPCは触ったことないので不明(笑)

・管理者権限を持つアカウントでWindowsにサインインし、

・PC上でAppleデバイスアプリを実行して、

・デバイスを操作してリカバリーモードにして、

・PCとデバイスをケーブルでつなぎ、

・PC上のAppleデバイスアプリを操作して「復元」を開始。←データやデバイスのデータを救出するという意味合いではなく、工場出荷状態に戻す/初期化する操作、なので勘違いなきよう(^^)

で10-30分すると、アクティベーション前の状態にようやく戻るので、アクティベーション操作を行い、デバイスをセットアップ(アクティベーション) を完了する、という流れ。

つまり、デバイス上のデータはすべて消滅、ということなんですね(^^)

ゆえに「実質消える」と書きました... 

 

なお、以下の方法で元に戻ったことがありますので、一応書いておきます。

・MDM配下にあるデバイスで「iPadは使用できません」と表示されているが、Wi-Fiはつながっていたので、MDM管理コンソールからパスコードロック解除(MDM製品によって名称は異なる)コマンドを発行したところ、デバイス上にパスコード再設定画面が表示&パスコード再設定したら、元のホーム画面が表示され、今まで通り使えるようになった。

・MDM配下にあるデバイスで「iPadは使用できません」と表示され、Wi-Fi/ケータイいずれからも切断していたが、PC用のUSB-C有線LANアダプタを装着したら、有線LAN経由で通信が確立、MDMサーバからのパスコードロック解除コマンドが届き、デバイス上にパスコード再設定画面が表示&パスコード再設定したら、元のホーム画面が表示され、今まで通り使えるようになった。但、有線LAN接続が確立できた確率は、2回中1回...やってみる価値はあるかも、ダメモトで(笑)


また、iCloudへの自動バックアップをオンにしているなら、壊れる直前の状態にはならなくても、直近の自動バックアップ時点の状態でデバイスを復旧できますので、ご安心を♪

アクティベーション操作は難しいことは何もなくって、

・普通にアクティベーションを進めて、

・Apple Accountでサインインし、

・一番新しいバックアップを選択して、

・デバイスのセットアップを進める、

という一般的な操作だけです(^^)

ただ、ご安心を、とは書きましたが、WindowsPCに接続してAppleデバイスアプリを操作して工場出荷状態(=アクティベーションできる状態)に戻す、という難関は避けて通れません...


あと、複数デバイスで同一Apple Accoutを使っている場合、別のデバイスから「探す」アプリで初期化コマンドを発行する、という手も思いつきます。

しかし、問題のデバイスがネットワークから切断していたら、投了です(^^)


以上です☆