2024/07/08

「新」西九州新幹線建設☆

西九州新幹線の未開通区間、一向に進む気配がないですね、佐賀県知事の抵抗で☆

例えば、

・県知事なのに考えているのは県庁所在地の佐賀「市」周辺のみ。

・県庁から離れている場所は佐賀県で「ではない」と言わんばかりの論拠。

など、「静岡市ないがしろ県庁最優先主義」「御殿場コシヒカリしかない失言」と酷似。

もはや川勝プレイバック状態に陥ってもうてる(笑)

そのリニア中央新幹線の工期短縮の最善策は、今となっては、静岡県をバイパスするの一手。

 

■西九州新幹線バイパスは現実解?!

酷似している西九州新幹線も、佐賀県をバイパスするしかないでしょうね。

どこかの記事に、諫早から大牟田へ海底トンネル経由、なんてのも見かけました(@_@)

でも、海底トンネル実現のハードルは意外と低くて、

・有明湾の強制干拓地化の実績があり、漁業権に関しての前例がある。

・有明湾は水深が浅いので、こなれた既存工法を使え、費用低減と工期遅延防止できる。

など、市街地工事が故の用地買収に起因する建設費高騰と工期遅れの回避を期待できますしね(^^)

うまくやれば、短絡線建設の助成金で建設費用の負担なしで開通できる可能性もある。 

相鉄線の西谷-羽沢横浜国大の短絡線建設によるJR埼京線との相互乗り入れのように、

「九州新幹線への短絡線により、西九州新幹線の利便性が格段に向上する」 

という論拠が使えるかも♪

 

■西九州新幹線バイパスは佐賀県没落を加速 

ただ、その選択は県庁所在地佐賀市周辺の没落を急加速することになるでしょう(^^)

・新幹線は通らないし、乗り換えないと行けない。

・観光もビジネスも不便な場所は避ける。

県知事の発言の端々に、

 「別に、鉄道に頼らなくても佐賀空港あるし♪ 」

という夢物語を感じますが、現実は、

・市街地から遠く、アクセスはバスのみ。

・市街地から空港への直通道路も高速道路も未整備。

・定期便運行数が九州他県と比べ、極端に少ない。

で、事実上、なくてもだれも困らない空港なんですよね(笑)

別の記事でも掲出済みですが、

・佐賀県は佐賀市周辺だけじゃない。

・西九州新幹線がつながれば、県西部の観光が活性化する。

・関西/山陽方面からのビジネス客と観光客を呼び込める手段ができる。

など、打つ手なしで完全に停滞している佐賀県経済を活性化できるツールを獲得できるのに、もったいない話です。

一例として、JR西日本は、関西/山陽から新幹線&乗換なしで行けるから、熊本や鹿児島を宣伝してくれるんですよ(^^)

多額の維持費が未来永劫続く、誰も使わない空港に、貴重な県費をつぎ込むなんて愚の骨頂...民間機の離発着は返上し、自衛隊に全額負担してもらえばいいだけのこと(笑)

さっさと見切りをつけ、鉄道に予算を付け替えた方が、活路が開けて建設的(^^)

 

さらに、大牟田分岐になった場合、長崎方面の主力輸送はフル規格新幹線に「完全」移行するので、鳥栖/新鳥栖は通過駅化し、

・鳥栖/新鳥栖始発の鹿児島本線の消滅。

・在来線特急は鳥栖/新鳥栖に停まらない。

・諫早乗換で佐世保に早く着ける運用化。支線化する「武雄温泉線」をフル活用。旧型新幹線車両譲渡してもらい、最高速度を低く設定し、新幹線のローカル線化あるいは動態保存による観光と地域の利便性向上的な位置付け。最高速度を求めないならミニ新幹線車両で在来線設備をフル活用という手も。

・将来的に武雄温泉から佐世保への運用が確立したら、長崎本線(佐賀本線?)は全線非電化&特急廃止、でローカル線化。

など、県庁所在地としての利便性はますます低下することが明白♪

 

どうやってもFGTは復活しない!という現実を踏まえた将来図を描くしかないんです(^^)

現実に目を向けて、様々な試算と検証で、限りある県費をムダガネにしないことを願うばかりです...

西九州新幹線全通は、県西部に住む佐賀「県民」の願いでもあるんですから(^^)


以上です☆