2023/09/15

欠席裁判化に見るマスコミの無節操さ☆

故人の犯罪をここぞとばかり、一斉報道し攻撃する...

パターンは違えど、これ幸い、一気呵成、今がチャンスとばかり過剰な報道を繰り返す...

報道する内容の根拠はと言えば、誰かが言ったことを完全に信用して裏付けもなく垂れ流し続ける...

毎度繰り返されるメディアの報道姿勢、辟易しますわ(+_+)

 

■報道の根拠はあるのか?

確かに犯罪の対象が微妙な領域であるが故、表にしづらい部分があるのは仕方ないです。

でもね、表に出さなくても、ちゃんと取材して事実関係を詰め、犯罪が行われたことを裏付け位は取って欲しい。

事実をすべて報道する必要もないから、裏付けも取らない、というのでは、そこら辺のクズネットニュースと同じじゃないですか! 

今回の発端となった犯罪に関して、報道各社がよりどころとしているのは、

・J社が依頼した第三者委員会が、

・被害を受けた「とされる」ひと数人に聞き取りし、

・その信ぴょう性の判断は、聞き取った内容だけ、

からまとめた報告書だけ。

片方の言い分しか聞いてないのに、それがすべてと本気で報道している各メディア。

何度見てきた光景か...

冷静な立場で報道するメディアが一社も一媒体もないのか、不思議でしょうがない。


■一斉に広告を取りやめた会社の無礼さ無節操さ

どこかの経済団体の会長が、

「こんな犯罪行為をする会社とは取引できない!」 

「対応策も公表されていないから契約打ち切り!」

などと発言し、社長を務めている会社での広告を一切解約した。

しかし、これまた、ずいぶん乱暴な話で、BM社と同じ構図じゃないですか(笑)

誰かが公表した資料「だけ」をうのみにし、それを元にすべての案件を決めていくって...

J社の名前が広告に映るたび気分を害するからって言いますけど、違和感しかない。

よく考えてください。

事件を起こしたのは一個人であり、たまたまJ社の社長だった、というだけの話。

頭を冷やして、現行のタレントには何の落ち度もない、ということに気づいて欲しいものです。

くだんの会長にも、契約解除という誰でも思いつく方法ではなく、問題をきちんと切り分けたうえで、建設的な提案をしてほしかったですね。

関係ない、所属タレントのみなさんがかわいそうで仕方ありません。


■犯罪があったと発言しているのは当事者でも目撃者でもないという事実

現時点、各メディアが犯罪行為の根拠としているのは、

・存命していたとき経営に参画していた親戚のかた

・騒動になってから急きょお鉢が回ってきた次期社長

・J社が公表した第三者員会の資料

です。しかしながら、何れも、

・犯罪行為に加担してわけでもなく、

・その行為を目撃したわけでもなく、

なく、部外者と言っても過言ではないでしょう。

立場を悪用したとはいえ、犯罪を行ったのは「一個人」。そこを取り違えないで欲しい。


■所属タレントにはなんの罪もない!悪いのは犯罪者!

今所属しているタレントは、正直「関係ないし!」でいいと思う。

だいたい、会社員で考えた場合、

・社長がプライベートでなにやってんのか?

・社長のプライベートに同席し事件現場に遭遇する?

ですよ(^^)

例え、社長に関するよからぬウワサを聞いたとしても、あくまで「他人事」です。

なので、タレントからすれば「関係ないし!」でまったく問題なし。

例えそれが所属する会社の社長だとしても、一個人の犯罪であり、タレントと犯罪は一切関係がない。

もちろん「被害に遭われた方へのお悔やみ」は社会人としての常識。

なので、所属タレントは、

・犯罪行為については何もわからない。

・社長としての人となりの感想。

・今までのかかわりや思い出。

・正直な心うちの吐露。

は、誰も傷つけることはないし、自分を守ることになると思う。

逆に、

・事務所の今後への具体的な提言。

・犯罪行為への発言。

・被害者「とされている」人への具体的事案の発言や提案。

は控えるべきです。それを考えるのは、経営者であり、所属タレントではありません。

また、被害者の心情は被害者にしかわからないのだから、触れること自体が失礼です。

所属タレントのみなさんは、ここでの発言がこの先を決めると言っても過言ではありません。


■批判を承知で

大前提として、芸能界で生きる、ってのは個人事業主として生きていく、という世界。

色々と降りかかる火の粉を振り払うすべを身に着けなければ、生き残れない。

火の粉を振り払えなかったってことは、しょせん、それまでのヒト、と悟りを開き、次の道で成功を目指す、ってのが人生でしょう。

だれだって、キズは持っているんですよね...

なんか自分だけ不幸、みたいなこと言っているけど、不幸な人なんで枚挙にいとまはない。

そんな中でそれぞれ生きていき、社会は回っているわけで。

結局は、不幸な自分を受け止めてくれる人々に巡り合えなかった、というヒトに恵まれない星の元に生まれちゃったとしか、言葉のかけようがありません。

海のものとも山のものともわからない社会に入る、ということを簡単に考えすぎているのではないでしょうか、本人だけでなく、親を含めた周りの人たちが。

親バカあるいは平和ボケの典型の一つと思っています。


以上です☆