2012/10/21

タイ備忘録 - 電源/コンセント/プラグ

初めてタイ(Thailand)に行きました。

行ってみて気付いたことをダラダラと書きます。はじめて行く方の参考になれば。
※旅程:2012年10月中旬。

まずは、AC電源。

結論から言うと、240V対応の電気機器なら、変換機器類は不要でした。

今回タイで滞在したホテルのコンセントの形状は、2種類のプラグ兼用で、日本のプラグをそのまま差し込めました。
また、ある会社におじゃました際、ノートPCのACアダプタを挿してあったコンセントを見させてもらいましたが、同じ形状でした。
タイでは一般的なコンセント形状のようですので、日本から電気製品を持っていく場合、プラグ形状変換は不要です。

一方、電圧は240Vですので、100Vにしか対応していない機器は変圧機が必要です。
逆に言うと、タイに持ち込む電気製品が240V対応なら、変圧器は不要、です。

ですので、持ち込む機器が240Vに対応しているかどうか、が、変圧器が必要かどうか、の判断基準となります。

で、持ち込む機器が240Vに対応しているかどうかは、持ち込む電気製品もしくはその電気製品付属のACアダプタに刻印またはラベルに印刷されている電源仕様を見ます。

ACアダプタの場合、「INPUT」という項目を探します。機器によっては、「入力」「定格入力」と記載されています。

もし、以下のように、「INPUT」として「240V」との記載があれば、240V対応です。
INPUT : AC 100/240V
入力 : 100-240V


もし、以下のように、 「INPUT」として「240V」の記載がなければ、240V非対応です。

INPUT : AC 100V
入力 : 100V

で、手元にあるACアダプタを片っ端から調べてみました。

auケータイ用純正ACアダプタ(商品コード:0202PQA):「入力 100V」
auケータイ用純正ACアダプタ(商品コード:0204PWA):「入力 AC100-240V」
Softbankケータイ用ACアダプタ(商品コード:SHCAA1):「定格入力/INPUT:AC100-240V」
Docomoケータイ用ACアダプタ(FOMA ACアダプタ02):「入力 AC100-240V」
BlackBerry用ACアダプタ(MODEL PSM04A):「INPUT : 100-240V」
Evergreen製AC-USBアダプタ(MODELNO:64672 DN-2USB AC Charger):「INPUT: AC 100/240V」
エネループ充電器(NC-TG1):「INPUT:AC100-120V」
電気シェーバー用充電器(型式不明):「INPUT:AC100-240V」
IBM ThinkPad用ACアダプタ(92P1160):「INPUT : 100-240V」

...

で、気付いたのですが、auケータイ用充電器(純正品)でも、対応/非対応が存在しました。
2つのうち、購入したのが5年位前の方が非対応で、去年購入したものは対応品、でした。

つまり、同じ目的のACアダプタでも、電源仕様が違う場合があるので、

「持って行く機器の電源仕様を個別に確認しないと、240V対応かどうかわからない。」

ので、気を付けてくださいね。

あと、ACアダプタを使わずに、電気製品本体から直接コンセントに差し込む製品の場合には、「INPUT」 という項目は、ない、と考えてよいです。

Nationalヘアドライヤー(EH5212):「AC100V」
空気清浄機(品番 AAC-T01):「AC100V」

Buffalo5ポートLANスイッチ(型番:LSW-TX-5NS):「定格:AC100V」

ちなみに、私の周りにある直接コンセントに差し込む製品で、240V対応品はありませんでした。
また、Panasonicのヘアケア製品サイトを見たところ、ナノイーを搭載する主力製品はすべて海外(240V)非対応ですね。



事前に240V対応を確認した、以下の機器は、現地のコンセントに直接差し込んで問題なく使えました。

PCのACアダプター
ケータイのACアダプター
スマホのACアダプター



余談ですが、タイで使われている電気製品のプラグ形状は、丸型の2ピンです。
なので、タイの電気製品を日本に持ち込む場合には、プラグ形状変換と変圧、が必要です。

簡単に書こうと思ったら、電源だけで長文になってしまったので、他の備忘録は別途、ということで。