2024/08/31

東海道新幹線またまたまた全線運休!自然が相手とは言え無策すぎない?

台風10号で被災されたみなさま、お見舞い申し上げますm(__)m

自然が相手なので予測するのも困難ですし、ましてや強い台風の威力にはあらがえない...

少しでも被害が少なく、困難な状況を回避軽減されるよう対処するしかない。

そんな中、東海道新幹線はまたまたまた計画運休を宣言したわけですが、その計画運休を前に失態を繰り返してしまいましたね(-_-)

計画運休は8/30だったわけですが、その前日「計画外の全面運休」に踏み切ってしまいました!

いくら、

「8/29も遅延や運休の可能性がある」

と告知し、乗客への覚悟を求めていたとはいえ、繰り返される長時間の閉じ込め...

まったくいただけません(+_+)

今回、2点に絞って検証してみました。

 

■繰り返される長時間車内閉じ込めは回避できないのか?

毎回毎回、判断が遅すぎると感じるのは私だけだろうか?

8/29の事例では、16時30分頃、全線で一斉に停車。

規制雨量に達したことが理由だった。

ただ、そのまま延々とその場に停車し続け、挙句の果てに終日運休を決定。

その時刻は19時頃、つまり、停車から3時間近くも経ってから。

報道によれば、新幹線から降車できるまで11時間も「拘束」された列車もあったという。

16時30分から11時間後、つまり、夜明け間近に「解放」 され、何ができるというのか?

初電に合わせてという配慮か(笑)


JR東海の運行指令が何を根拠にどういう判断をしたのか、非常に不可解。

さらに言えば、終日運休を決定するまでも遅いし、決定してからの対応も輪をかけて遅い。

スピード感がまったくなく、イレギュラーな対応ができない応用力のなさが露呈。

 

終日運休決定まで、なぜ、3時間「も」 かける必要があったのか?

こちらについては、検証する資料がないので、割愛。

一方、終日運休を決めてから、全列車を始発駅に戻すのに8時間も掛かるの?

東海道新幹線の車両留置場所は大井車両基地で、東京駅から折り返して入庫する必要があるという複雑さがあるので、単純に折り返せばいいってわけじゃない...

いや、当日の状況をよくよく考えれば、全然複雑ではない。

終日運休を決定した時点で、東京発の営業運行列車はなく、東京駅からの下り線を「大井への回送専用」で使えたわけ。

つまり、東京駅へ帰ってきた車両を片っ端から大井へ回送するだけ。

大井で全編成を収容できなくなったところで、まったく問題はない。

翌8/30は既に全線計画運休を宣言しているのだ。

だから、駅だけでなく、駅間の線路上に留置しておけばよいのである、上りも下りも丸々使える。

クルマに例えるなら、路上駐車(笑)

保安上心配だったら、それこそ、緊急事態として、車内に社員を常駐させておけばよいのではないか?

平時、現実に即したシミュレーションをせず、対応の準備もできていない、ことの裏返し。

既成概念にとらわれ過ぎて、思考がマヒしているのでは。

たびたび起きた(る)事態なのだから、もはや「不測の事態」と言い訳するのは無責任である。

東京駅のホームが乗客で大混雑してしまう、という点も、改札外に誘導し、説明を求める客には改札付近で説明する形にするなどで対応できるのでは。

その辺のオペレーションだって、平時から想定してマニュアル化しておくだけの話。

おそらく、こういう事態での具体的な社員の行動規範は存在しないのだろう。

運行技術の向上には熱心だが、泥臭いところは目を背けるような会社/社風が透けて見える。

少なくとも、乗客がホームや駅前で何時間も待ちぼうけするような不毛な事態は避けたい、という姿勢は会社(経営層の発言や行動)からは感じられないのが残念だし、不信感を抱く。

 

■本当に全面運休しか手はないのか?

JR西日本が先鞭をつけた計画運休、すっかり定着しました。

乗客への自制と覚悟を求める、という点で大きな効果があったと言えますね。

鉄道会社も乗客も、長時間の車内閉じ込めを回避できる点は大きなメリット。

ただ、東海道新幹線の全面運休、は安易に発動しすぎと感じるのはわたしだけ?

昨年のお盆3日間大混乱を含め、JR東海の対応はあまりにもお粗末、何も考えていないように思えちゃいます。

以下、今回の台風10号対応として、運行を継続するという観点で考察します。

 

まず、最高速で走ること、言い換えると、通常ダイヤでの運行、に固執しすぎなのでは?

目視走行を見据えて在来線と同じ130キロに抑えれば、運行できるのではないでしょうか。

在来線と違い、踏切もなく、倒木の心配も少ないし、直線で見通しがよいし、130キロ走行でも安全を担保できるのでは。

実際、昨年のお盆も先日の台風7号でも、倒木など走行に支障がある災害は、東海道新幹線では発生していません。

いっそのこと「非常時運行」を宣言して、

「早くても5時間かかるけど運行を続けるし、本数は少なくなるので、覚悟して利用して欲しい。」

「通常なら1時間当たり○○人輸送できるが、非常時運行なので半分しか運べません。」

とサービスレベルを明確に示すというやり方もありでは。

今できることを明確にすることで、代替経路との比較選択情報を乗客に提示でき、乗客が不毛な時間を改札前で過ごすことは避けられるはず。

 

次に、規制雨量にどの程度の根拠とどんなリスクがあるのか?

正直なところ、走行設備の安全性が高い東海道新幹線において、雨量で運行規制が掛かる理由がわからない。

晴天時においても、巡行時、有視界での危険回避は、ほぼできないに等しいですよね。

今一度、抜本的に、規制雨量のありかたを科学的に検証して見直すべきです。

最初の項目とも関連するが、停車できる列車間隔を保持することを念頭に置けば、全面運休するまでもないのでは。

合わせて、定時運行にこだわらず、所要時間が○○分増えることを包み隠さず乗客に伝えることの方が信頼感は高まるでしょう。

また、のぞみ高密度運行の管理技術を、こういう時に応用すれば、運行する本数を最大限にできるのではないでしょうか。


最後に、事前の危機想定が甘すぎる!

情報収集や分析に手間が掛かるとはいえ、混乱に至った事案にしっかり向きあい、次の障害発生時に活用することを真剣に考えてもらいたいです。

何度も同じ轍にはまるのは、無策、無責任と言わざるを得ません。

・東京新大阪全線の全列車の運行をシミュレートするツールの作成と活用。

・運行を続ける方向での対応ガイドラインの策定。

・災害危険個所の明確化と対策工事の実施。

・二の矢三の矢、七の矢八の矢、の事態を想定したプランの検討とシミュレーション。

・何より、それらを迅速に判定して実施できる仕組みと組織の整備。

・乗客や報道機関への情報提供時、具体的に起きることを例を示して提示。

 

今回のJR東海の対応を見ていると、リニア中央新幹線の建設において顕在化しつつある工事中の事故の多さや起きうる事象の検証不足など、危機管理が甘すぎるように思えます。

 

以上です☆

2024/08/17

的はずれな記事「…個店経営で最高益」☆

お盆過ぎに経済専門新聞に掲載されていた記事。

●安の●堂の運営会社(以下D社)が、

・売上高2兆円を突破する急成長ぶり。

・他の流通グループより利益率が高い。

ことを称賛する内容。

しかし、その内容は、ホントに経済専門紙なの?と疑いたくなるような内容...読んで損した(笑) 

先方の広報の言いなり、同行して店舗を回ったレベルの内容で、取材したとは思えない。

もっと言えば、記事の内容はどこぞのバラエティで放映済みの内容ばかり。

自分の足と目で調査したら出てくる疑問やおかしな点は一切触れていない。

つまり、そこら辺の草の根ネット記事と同じで、プロが書くようなレベルに達していない。

突っ込みどころ満載の記事だが、ここでは利益率に関してのみツッコんでみた☆


■視点がおかしい-利益率が高い理由

記事では、D社が公表した決算情報に基づいて「利益率が他社より高い」と掲載。

しかし、その理由について分析した形跡がまったくない。

理由らしきことはそれらしく書かれていたが、どれも感覚的で主観、いわば感想。

一例として、仕入れ権限移譲に関する記述。主旨は、

「パートやバイトに仕入れ権限を委譲することで売れ筋をつかむ」

「他の小売りグループがやっていない各店舗独自の製販コラボ」

らしい。

まず、権限委譲に関しては、人件費が安いバイトやパートに正社員並みの仕事をさせているんだから、人件費が安い分、利益が出て当然でしょ?

それを、全店で実施してるんだから、店舗の数の掛け算で積み上がる。

こんな当たり前のことを、どうして指摘しないんですかね、記者の方は?

D社が得た利益の分配も不明確だし。

おそらく、

仕入れに失敗して損失出してもおとがめなしにしてんだから、成功しても分け前なんてあげないに決まってんでしょ♪

というD社の方針/不文律なんでしょうね。

個人の能力や資質にタダ乗りですべてが成り立っているのがD社、となぜ指摘しないのか、不思議。 

店員さんたちは身を粉にして働いているのにその時給は「え!?」となるぐらい安いって、自分の足と目で取材すればすぐにわかるのに、それすらしていないことが記事を通して見えてきてしまう。


次、各店舗独自の製販コラボ、こんなことが継続的にあるいは永続できると思っているのでしょうか、記者の方は(@_@)

コラボ先が掃いて捨てるほどある、なんて幻想でしょ、誰でもわかる...

そういうことに気づか(け)ないのは、たぶん記者の方のバックグラウンドに、

「コンビニ業界の製品開発はスバらしい!」 

があると推察します。

毎日新商品を出し続け、毎日廃版商品の山を作り続けることは「ムダ」である、という当たり前のことが当たり前に思えない、感覚マヒ状態。

これって典型的な「自転車操業」でしょ、経済/経営の基本用語。

記事の裏付けや分析が浅すぎ、プロが書いた記事とは思えず。

...AIに頼んで書いてもらったのかも(笑)

 

この記事に限らず、目先の利益や売り上げの数字だけ見て(=信用して) 実態を見誤る事例が多すぎますね...分析力の劣化、いやもはや欠如、には目を覆うばかり。

こんなていたらくでは、この経済専門紙の没落はそう遠くない...

 

以上です☆

 

2024/08/07

がっかりスポットシリーズ:雄川の滝

■がっかりポイント

下の展望台は、駐車場に行くまでの道がダメ!

全体的に道幅が狭く離合不可多数。

カーブミラーがないブラインドカーブが多数あり、正面衝突のリスク。

駐車場から滝まで徒歩30分(@_@)...往復1時間もかけたのに眺望や感動は皆無(笑)

 

上の展望台からは滝はほとんど見えず&流量極小でとても滝とは言えず。

 

■場所

名称:雄川の滝 上流側/下流側とも

住所:鹿児島県肝属郡錦江町田代川原

 

■がっかりスポットとは?

わざわざ寄り道したのに、何も得られなかった観光スポット。

言い換えると、絶対に行かないほうがいい観光スポット(笑)

 

以上です☆

一部の日本選手の負けたあとの態度が見苦しい☆

パリオリンピック、盛り上がってますね(^^)

出場された日本人選手のみなさん、お疲れさまでしたm(__)m

 

一視聴者のにわかファンなので、こんなことを言うのもなんなんですけど...

一部の日本人選手について、負けたときの振る舞いが見苦しい、と感じました。

※一部と書きましたが、日本発祥の柔道については敗者ほぼ全員です。

これは、今回のパリ五輪だけではなく、以前から思っていたことです(^^)

今、負けてしまった自分の情けなさに対して、不満の態度を見せることは、自己研鑽や今後の心持ちを高める一環でしょうから、致し方ないと思います。

しかし、試合をして、相手がいて、相手が勝ったわけですよ。

勝者をたたえる、のがスポーツマンシップじゃないんですかね?

あるいは、日本人としての品位、じゃないんでしょうか?

 

予期せぬ事態で力を発揮できず、技量が低い審判に当たってしまい不可解な判定をされた、など色々な要因で負けてしまったかもしれません。

ワールドカップ「ミトマの1mm」だって不可解な判定だし、それで勝つことだってある。

でもそれらを含めての結果、と受け止められず、感情に任せて振る舞う姿は、見苦しく、「こういう振る舞いしてもいいんだ、トップアスリートになれば」という間違ったメッセージとして受け取られてしまうことを危惧します。特に知識や人生経験がない子どもに対して。

 

卓球女子個人戦3位決定戦の清々しさ、片や手負いでボロボロになりながら力を振り絞って勝ちきり、片や敗者は歩み寄って勝者を笑顔でたたえる...日本柔道代表の敗者のみなさんは見習ってほしい。


試合や競技の技量を高めるのは、最高の舞台へ望むんだから、当たり前。

本当の勝者とは、試合後の態度に出る、その人の本性のような気がしています。

メダルを取られたみなさんは、そういう部分でも優れていたからこそ、その高みに登れたと思います。

おめでとうございます!

これからの活躍を期待しています(^^)

 

以上☆

的はずれな記事「お盆も のぞみ全席指定に」☆

今夏のお盆を前に経済専門新聞に掲載されていた記事。

タイトルからしてゴロがよろしくない上、記事の内容もネット記事のコピペの域をでない雑な記述ばかり。プロが書いたとはとても思えない。

現場の実態(自由席付近のホーム/みどりの窓口)はまったく取材せず、広報が言ったことをそのまま転記したのがありありだし、ネット販売の不便さの指摘も浅すぎる。

そもそも、「混雑緩和、対策は道半ば」って…一定時期に移動客が集中することが、鉄道会社の責任かのような表題や文面が的はずれ。

繁閑料金は国鉄時代から設定しているし、閑散期の料金割引は民営化以後定番化しているのに、その点への言及は一切なく、「のぞみ全席指定」で世間が騒ぎ出したから便乗して記事を書いたやっつけ感が透けて見えて、興ざめ。

流れからすると、日本の伝統とか日本人気質とか、日本企業への提言へ展開するのかと思えば、そこまで深い考察もなく、中途半端に完結。

読んで損した(笑)

以上☆

EVは一過性の技術で主流にはなり得ないって昔から言ってたのにねぇ☆

最近の経済専門紙やいわゆる自動車評論家の一部のEV信奉ぶり、見苦しいですねぇ(+_+)

かつてこれらのみなさんは、

・ evなんて所詮一過性のニッチ技術だっ!

・ 主流になんてなり得ない!

ってずーっと言い続けてきたのに、テスラと中華が「電気」自動車販売数で「トップ」になったとたん、手のひら返し(@_@)

SDGsに絡めて、電気自動車の二酸化炭素排出量ゼロは走行中のみ、という事実を隠して、読者を欺くなんて...

 

■経済専門紙の電気自動車「キャンペーン」

冷静になってくださいよ♪ 

・電気自動車の販売台数は、増加していると言っても、自動車全販売台数のごく一部。

・電気自動車販売は絶好調、と言われたのもつかの間、早くも頭打ち。

・二酸化炭素排出量はガソリン車より少ないの根拠。

 

特に冷静になって欲しいのは、有名経営者に媚びへつらうだけの経済専門紙。

「電気自動車を作らないのは非国民!」と言わんばかりの、日系自動車メーカーへのバッシングぶりには、驚きを超えて、あきれるばかり♪

目先の事象しかとらえていないとしか思えない、記事の書きっぷりも、しかり♫

何か確固たる根拠があっての「電気自動車キャンペーン」ならまだしも、記事の根拠があまりにも近視眼的で、危うすぎますね♬

一例として、

・日系発電気自動車リーフの購入後の実態や中古車流通状況等の追跡記事が一向に出ない? 

・テスラや中華系電気自動車の購入後の利用実態が一向に出ない?

などなど「電気自動車最高!」と言う割には、売った後の取材記事が皆無に等しい。

想像するに、経済専門紙で記事を書いているヒトの属性は、

・日頃も休日も、クルマにはまったく乗らない(=クルマを必要としないライフスタイル)。 

・クルマに乗ったとしても営業車のみ、乗り心地とかドライブとかには一切関心なし。

・会社の利益の多さや変動には敏感。

・有名経営者(と言わているれる)人の動静に常に目を光らせている。

・なんかよくわからないけど二酸化炭素が少ない方がいいんじゃね?程度の知識量。

ってところでしょうか。

つまり、消費者や購入した後のことに想像が至らないヒト、ってこと。

公共交通機関だけでどこでも行けちゃう、東京近郊での生活しか想像できないんでしょうね。

それに、記事の裏付けを取材していないことをうかがわせる内容も多々あり、信用できないです。

 

■電気自動車は環境に「悪い」 

ひとつは、電気のお話。

その前に、話しをややこしくなるので、この項では、

・発電するときに発生する二酸化炭素量にのみ注目。

・発電設備建設時や運用時に補完的に発生する分は除外。

します。

 

日本は特に顕著ですが、電気の2/3は火力発電で賄っているんです。

資源エネルギー庁が公式サイト内で明示してますね♪

ということは、電気自動車に充電する電気は、

・二酸化炭素排出に「一役買っている」

という事実(^^)

これから太陽光発電とか風力発電が増えるから排出量は減る、と思ってます、ひょっとして?

確かに、政府は、火力発電を減らす方針を打ち出しています。

けどね、全廃はしない、総発電量の半分は火力を想定、なんですけど(^^)

さらに言うなら、火力が減った分を原子力発電でも補完、って明示してるんですけど(^^) 

原発反対派のみなさんは、電気自動車には乗れませんね(笑)


もう一つは、とにかく、重い。 

同タイプのガソリン車比で、10-20%も重いんです。

車重が重ければ、ありとあらゆるところに負荷が掛かるんですよね。

・路面を削り取る、凹みを増やす、轍を作る。

・タイヤがすぐに摩耗する。

・ブレーキライニングがすぐに摩耗する。

自動車が二酸化炭素を排出するのって、走行時だけではないんですよね。

・タイヤ/ブレーキライニングの製造運搬時に二酸化炭素が発生する。 

・タイヤ/ブレーキライニングの処分時に二酸化炭素が発生する。

・路面の痛みを補修するときに二酸化炭素が発生する。

これらがガソリン車より頻繁になるのだから、二酸化炭素排出量は減るどころか増えてしまいます。

さらに、アスファルトが削られる、タイヤやブレーキライニングが摩耗するいうことは、何かしらの削られたり摩耗した物質が大気中にまき散らされる量が多くなるので、この点からもガソリン車より環境への負荷が高いです。


▼参考-電気自動車だけど軽自動車の場合はガソリン車と変わらない?!

軽の電気自動車代表車種ニッサンさくらの車両重量は1070kgと公表されています。

軽のガソリン車で同等装備の車種群は900kg-940kgなので、170-130kg重い。

JIS規格的に言えば、3人-2人に相当する重量...

つまり、電気自動車は、ガソリン車に常に運転手以外に2-3人乗せている状態ってわけ。

これを軽いと思うか重いと思うか、あなた次第(笑)


■電気自動車を買ってみたらどうなる?

私自身が電気自動車を買うか?といえば、答えはノーですね(^^)

一番大きな理由は、「電気切れ」の心理的ストレス。 

航続距離の遠近とは関係なく、電池残量が30%を切ったとき、運転を楽しむどころではなくなります。

エアコン切る?速度落とす?低速走行で周りに迷惑?...

さらに、充電するのも、また、ストレス。

・充電に時間が掛かりすぎ!最新の日産サクラでも80%充電するのに40分も掛かる! 

・充電場所がほとんどない!あっても充電器が1-2基しかないので空き待ち!

「充電している間、買い物とかしてればいいじゃん♪ 」

という声は聞こえる(正確には記事を見かける)が、実際そんなに都合よくことが進むことはないです、はい。

だって、用事をキッチリ40分で済ませて戻ってくる...せわしいったらありゃしない(笑)

また、充電器が使用中だったら、順番待ちでそこにとどまっている必要がある上、そこからさらに40分待ち...つまり最低でも80分以上、そこにいなけりゃいけないわけですよ、何もできず、無為に。

...ドライブや買い物どころではありません(^^)

 

▼参考-「近所を走るだけなら充分」の無責任

「軽の電気自動車はベストチョイス!」という自動車評論家は多い。

しかし、この職業を自称するみなさんは、一般消費者とはまったく異なるクルマの使い方をなさっておられます。なので、一般消費者のクルマの使い方を知っているわけではなく、当然、自分の生活の足として使っているわけではないので、まったく的外れな「評論」「記事」を執筆なさっています。

特に、電気自動車については、的外れ度が増していますので、注意しましょう(^^)

信用できない事例をいくつかを挙げましょう。

●「100km以内の走行なら、電気切れはまったく心配ない。」

一般消費者の方は、普段行く先の距離なんて把握していません。

ましてや、たまにしか行かない場所、初めて行く場所、の距離なんてわかりません。

つまり、「行く先の距離なんて把握しているのが当たり前。」という前提条件が記事から抜け落ちているわけです。

 

●「モータのトルクが厚いので加速性能がよい。」

一般消費者の方は、圧倒的な加速性能なんて求めません。むしろ、

・スムーズにギクシャクせずそこそこ加速してくれればよい。

・急発進して欲しくない。(キケンだから)

・急加速して、急ブレーキを掛けたくない。(乗り心地がよくない/体に負担が掛かる)

という安全運転の志向が強いんですよね、今は。

加速性能を強く求めるニーズは少数派、ということが理解できていないんですね、時代は変わっているのに。

 

●「普段の足として使うなら軽の電気自動車をオススメ。」 

一般消費者の方は、1台しか所有しないんです。

世帯で複数所有することはあっても、自分で使うクルマは1台。

ですが、この職業を自称する人たちは、複数所有し「気分」で乗り分けしています。

普段使っていない人に「普段の足としておススメ」って言われても、ねぇ...

しかも、使うにあたってたくさんある前提条件は、カタログの下の方に小さい字で書いてある注意書きかのごとく、わかりにくく記載するという常套手段...

所有するのに前提条件が多いクルマは主流にはなり得ない、って業界に携わっていてわかりきっているのに、こういう記事を平然と書いてしまう...信用できない職種(笑)

 

■電気自動車が欲しいんじゃない!

豊田さんだったと思いますが、

「自動車メーカーの責務は、買い手が欲しい車を開発して売ること。」 

「電気自動車一択にすることは、正しくない。」

とおっしゃっておられました。

たまたま、ここ1-2年は電気自動車が「バカ売れ」したのは事実です。

でも、本当に欲しいのは、環境にやさしいクルマであり、それがリーズナブルに買えるクルマ、なはず。

経済専門紙は、この「バカ売れ」が永続すると思い込んでいる点で、分析力も存在価値もなし。

電気自動車に必要な主要部材が潤沢にはない存在しないことが、経済専門紙なら当然わかりきっているはずなのに、そこには目もくれず、目先の「バカ売れ」しか見ないという、超刹那主義/場当たり主義。

冷静に考えれば、高い電気自動車(の部材)が、これから安くなり続けるはずがなく、ニッチな市場のまま続く、という分析があってしかるべきではないでしょうか。

「だから、販売台数が極めて少ないボルボが電気自動車専業になるとしても、それはあり。

しかし、世界中にクルマを売るホンダが電気自動車専業になるのは現時点でリスクが大きすぎる。」

が、経営や経済面から見た冷静な論評、と思います。


最後に、電気自動車は主流にはなり得ない、と書いておきます(^^)

※この記事での「EV」「電気自動車」とは「BEV」です。駆動方式がモーターのみ、モーターへの電源供給方法が二次電池、二次電池への充電方式が静的方法(商用電源からの直接充電)の形式の自動車です。発電用エンジンを搭載する方式(日産e-powerなど)/PHEV/水素電池式の自動車は含みません。

 

以上です☆

2024/08/03

東海道新幹線 保守用車両脱線事故への対応がお粗末すぎる☆

先日発生した東海道新幹線の保守車両脱線事故、色々とビックリでした(@_@)

※ここでは、事故車両の撤去にこんなに手間取るの?!は触れません。

今回の事故発生以後の、JR東海の旅客向け情報提供のズサンさ、それを許す社内危機管理意識の欠落、に不安と不信を感じざるを得ません。

お忘れになっちゃってると思いますが、JR東海は去年の夏休みも、やらかしているんですよね。

・お盆の3日間新幹線が大量運休 2023/8/15-17

毎年毎年、丸1日以上の運休と混乱が続く状況を鑑みると、JR東海社内に、

・危機管理能力や緊急事態を察知する肌感覚や人材が欠落

・そもそも設定するリスクのしきい値や想定が甘く、机上の空論/画餅で満足

していると言わざるを得ません。

 

■終日運休の告知が遅すぎ

東海道新幹線が不通、の一報は6時台のニュースで知った。

ただ、ニュースの論調は、保守車両の脱線ですぐ復旧する、ようなニュアンス。

おそらく、JR東海のプレス向け資料に深刻さをうかがわせる情報や記述がなかったので、

「よくある軽微な事故」 「すぐ復旧するんだろう」

と受け取っての報道だったのだろう。

実際、JR東海の「初報」(7/22 5:19のX公式掲載)では、

「...豊橋-三河安城間の夜間作業遅れの影響により、始発列車より、浜松駅-名古屋駅間の上下線の運転を見合わせます」

としか掲載されていない。

これだけ見たら、

「保守作業の遅れだったらすぐ復旧するでしょ♪ 」

「止まっているのは名古屋の辺りだから影響も少ないかな♪」

と、在京報道機関が思い込んでもおかしくはない。


ところが、7時台になると、様子が一変する。

世間は学校の夏休みに突入しており、平日の仕事客に加え、旅行客が、一向に動かない東海道新幹線の駅にどんどん集中して滞留、一気に深刻な状況に陥っていく。

報道機関も、ようやく異変に気付き、駅からの中継が一気に増えはじめた。

ただ、この時点でもJR東海社内では、

「午後には復旧できるでしょ♪」

という正常性バイアスに陥っていたことを想像させるに足る事実が積み重なっていく。

この時点で、新幹線の駅にいた人々に対して、JR東海の駅員たちは、提供できる情報が何もない状況に陥っていた。

指令所からも本社からも、復旧時刻も運行再開見込み時刻も、運行区間や運行列車種別も、何も情報が降りてこず、

「運休しています。」 

「再開時刻は未定です。」

を繰り返すしかない、苦しい状況だったことは想像に難くない。


何の進展や情報提供もないまま、9:42になってようやく、

「運転見合わせのお知らせ...(中略)...夕刻まで復旧作業が続く見込みのため、運転再開の見込みは立っておりません。」

と発表。

事態はさらに深刻さを増していく。

この時点で、

・東海道新幹線はどこからどこまで動いているのか?

・運行本数やダイヤは?

・不通区間の代替乗車方法は?

などは、まったく報道されておらず。

これらの情報があったのは、東海道新幹線の駅改札口だけ、という状況。

これでは、

「取り敢えず駅に行けば何とかなるかも」

と考え、乗車予定客は駅に行ってしまうのは必定。

既に、新幹線に乗り慣れていない乗降客がけた違いに多い京都駅は、新幹線改札だけでなく、在来線にまで客が押し寄せてパンク状態になっていたことがニュース映像からわかる。

JR東海が公表したこれらの情報を、NHKが報道したのは、既に半日経った、お昼のニュース。しかも、

・運行本数は1時間に2本程度。

・不通区間は浜松駅と名古屋駅の間。 

・全線運転再開のめどはたっていない。

という、利用者にはまったくわかりにくい情報のみ。

この後も、JR東海がネット上に公開した情報は、利用客にとって有用なものは何もなく、保守車両の状況報告と在来線の混雑情報のみ。


夕方近く18:07、ようやく、JR東海は「終日運転見合わせ」を宣言した。


■JR東海の対応がお粗末すぎる

まずは、不通だった、浜松駅(のちに豊橋駅)-名古屋間の在来線。

次に、新幹線の本数が少なすぎる。

最後に、状況判断と情報提供が遅すぎる。

 

まず、在来線。

なぜ、増発や車両増結をしなかったのか?

なぜ、JR境界駅の米原駅や熱海駅まで行先変更しなかったのか?

明らかに、緊急事態でしょ?東海道新幹線が運休するなんて。

16両編成の新幹線から乗り換える先が、4両編成6両編成じゃどう考えたって足りていない。

加えて、新幹線の本数がほとんどないのであれば、運ぶ人数を増やすために境界駅まで直通列車を設定したり、区間増発したりする手だってあったはず。

JR東海全社一丸となって、総力を挙げて、他線区を犠牲にしても、東海道線に車両を投入しなかったのは、鉄道会社や鉄道員としての気概が感じられない。

また、他の交通機関が臨時便を急きょ運航/運行したのと比べると、危機感がなさすぎ。

※東京-大阪間の人流確保のため、JAL/ANA/北陸新幹線が臨時便運航。


次に、新幹線の本数。

1時間に2本、しかも各駅停車のこだまのみって、省きすぎでしょ。

平常時は、速達ののぞみが1時間に6本、ですよ!

もはや、新幹線は動いていないのと同じ、と言っても過言ではない。

 

最後に、状況判断と提供する情報の遅さ。

前述の通り、不通区間の在来線のパイプの細さも、乗り換え客でパンクすることも、わかりきっていたはず。

新幹線の乗車定員と在来線の乗車定員を比較すればわかる、単純計算。

その上、少ない本数の新幹線に乗客が集中することも、過去事例からわかりきっていたこと。

であれば、1時間2本の告知時点、あるいは、もっと早く「初電」の時点で、

・「終日運休」 を宣言。

・新幹線は動いていないのと同じ状況、と告知。

すべきだった。

その情報さえあれば、旅客は代替経路や計画変更を選択でき、何時間も駅で待つというバカげた体験をせずに済んだはず。

・遠回りだが、北陸新幹線+サンダーバードで、東京と京都/大阪へ。

・飛行機で伊丹や関空経由で関西や山陽方面へ。

・名古屋近辺なら名鉄や近鉄で京都/大阪へ。

・移動をあすへ順延。 

・旅行を中止。

 

■JR東海が取り得た列車運行対応

終日不通が続く前提で早々に動いていれば、JR東海管内の在来線と新幹線をシンクロさせて東京-京都/大阪間人流を確保、する手はいくつもあったはず。

例えば...

・新幹線稼働区間でのぞみを10-20分間隔で折り返し運行。

・新幹線不通区間は在来線を16両編成化で通常ダイヤで運行。

たったこれだけで、不通区間の乗り換えが2回増えはするが、駅が人であふれかえる/何時間も待たされる、という異常事態は避けられたはず。

 

まず、東海道新幹線の折り返し運行。

今回の新幹線の折り返し駅は、すべて待避線があるので、折り返し運用の支障が少ない。

浜松駅:4線

豊橋駅(途中から浜松駅から延伸):変形3線

名古屋駅:4線

また、新幹線の運転本数を確保することで、一定程度人流を維持できるので、他の代替手段へ変更する人数を減らし、混乱の波及を減らせたはず。


次に、在来線の臨時編成。

在来線ダイヤをいじると混乱に拍車がかかり、運転要員確保も難しく手間が掛かることから、ダイヤは維持。

一方で、1編成16両に増結し、新幹線との乗り換え客の乗車定員を確保、新幹線稼働駅まで運ぶ。

16両がムズカシイ場合には、最低でも10両以上で運行し、少しでも乗り残しを減らす。

 

もう一つの考慮点は、名古屋以西の山陽新幹線との連携。

こちらは、山陽新幹線との直通運転を維持。これは、昨年の大混乱の教訓で、のぞみひかりの運行本数を維持した状態での新大阪駅折り返しはできない、と判明しているから。

運休や直通取り止めが一部発生するのはやむなしとしても、のぞみとひかりの東側終点を東京駅から名古屋駅に変更するだけで済み、平時のダイヤをほぼ維持できたのではないか?

※紙のダイヤで例えるなら、名古屋駅以東を切り離すだけ(=がないことにするだけ)。

折り返しを名古屋駅にするだけなので、東京駅でやっていたことを名古屋駅で実施するだけなので、車両取回しにも支障はない。

※名古屋駅に入線後、そのまま京都/新大阪方面へ折り返すだけ。東京駅と同様の運用。

唯一の違いは、大井車両センターとの回送列車出し入れだが、頻度は低いし、主な目的は営業車両の交換なので、実施しなくても大勢に影響はなし。

 

■参考-東海道新幹線 保守用車両脱線事故

2024年7月22日(月) 3時37分頃、東海道新幹線上り線 三河安城駅-豊橋駅間で発生。

線路上に停車していたマルチプルタイタンパ車両に、砕石運搬散布車両が時速40kmで激突。

双方の車両の一部が脱線、 乗務員2名が重軽傷。

ブレーキ装置を操作したが減速しなかった、と砕石運搬車両運転士の証言が公表済み。

ただ、なぜ減速しなかったのかは、現時点未解明。

脱線した車両の撤去に手間取り、終日、東海道新幹線は東京-大阪直通便を運航できず、25万人が影響を受ける、深刻な影響が出た。


以上☆

原付免許は廃止すべき!これ以上道路に凶器を放つな!

ホンダ、50ccバイク生産終了...

以前から思っていたのですが、学科試験だけで公道を走れる原付免許は、これを機に廃止して欲しいですね(^^)

50ccバイクの販売台数は激減しており、もはや市場を維持できるレベルにはなく、免許を廃止しても経済的な影響はまったくなし。

むしろ、今となっては社会悪になっている●●いーつ配達員の無法ぶりを助長しているだけ。

免許取得が大変になることで、自分勝手な運転をしなくなるだろうし、そもそも免許費用や保有の維持費が高くなることでペイしなくなり、職業として消滅していくことでしょう。

 

■原付免許がなくなって本当に困るのか?

新聞配達とか近所の配達とかで困る、という論法は50年以上前から言われ続けてきた。

しかし、時代は大きく変わり、新聞を取る家庭は減り続ける一方。

最近では、関門海峡周辺地域で、朝日新聞が夕刊配達の取り止めを発表するなど、需要はさらに先細ること必至。

また、50年以上前にはなかった、「新種」の交通手段、電動アシスト自転車が普及しており、原付の代替として充分機能している。

原付免許は時代にそぐわない制度と認め、これを機に廃止してもらいたい。

どうして、政治家や交通担当省庁が言い出さないのか、不思議でしょうがない。

原付免許廃止により制度維持と運用管理にかかる費用を削減できる、という観点を絡めれば、極めて容易に手も掛からずに実現できるのに...


以上☆