Windows10への無償アップグレード、した時のメモ。
■Windows8.0 IE11で表示できなくなるサイト続出
アップグレード前のWindows8.0のIEでは問題なく見られていたサイトを、Windows10のIEで開こうとすると、タブの表示進捗マークがぐるぐる回ったまま、一向に表示されない現象が多発。
一例として、Youtube、Adobeのヘルプサイト、Coopの会員向けサイト、ファイルコンバートサイト、などなど。
一見、Flashを使っているサイトだけかと思いきや、そうでもないサイトでも発生していました。
対応方法は、IEのインターネットオプションのセキュリティタブで以下のいずれかを実施です。
・インターネットゾーンのセキュリティレベルで、保護モードを有効にするを無効化する(チェックを外す)。
・表示できないサイト(のURL)を一つ一つ「信頼済みサイト」へ追加する。
調査と試行錯誤した結果は以下。
・Windows10のIEには Flashアドオン(IEではShockwave Flash Object)が標準装備されているので、別途IE用のアドインアドオンを追加する必要はなし。AdobeのサイトのShockwave Flash Playerダウンロードの対象OSからWindows10を選ぶと、IE用のダウンロードファイルは存在しなかった。ちなみに、選択肢にはFirefox用、Opera用の2つしか表示されなかった。
・ネットを検索したが、上記のセキュリティレベルを変更すればよい、という情報は見当たらなかった。ユーザQ&Aには、相変わらず、無責任な無調査&感覚のみの回答(者)が幅を利かせていて辟易(+_+) 見れないなら元のOSに戻せば?Flashを再インストールすれば?FirefoxとかChromeでやれば?などなど、根本解決とは程遠いものばかり(@_@)
■シャットダウン設定- 「高速スタートアップを有効にする」の挙動
このオプションの初期値(=推奨値)は「有効」です。
しかし、これが曲者。
有効にした状態でシャットダウンすると、自宅PCでは、以下のように動作操作します。
(1)シャットダウンをクリックする
↓
(2)「シャットダウンします」と表示後、ディスプレイの画面が真っ黒になり、数秒後「信号なし」と表示される。
↓
(3)ディスクIOが続いていて、電源ランプは点灯している。
↓
(4)10数秒後、電源ランプが消える。
↓
(5)電源タップの主電源をオフにする(PCと周辺機器への電源供給を完全に停止する)。
(4)で、次回起動時に行う各種チェックを先行実施することにより起動時の実行項目を減らす=起動時間を短縮する、という意図のようです。
実際、明らかに、起動時間は8.0より10のほうが早いです。
ですが、ローカルルールで、(5)を実施しているのですが、(4)の完了を待た(て)ず(2)で、(5)電源タップオフを実行してしまうことが多く、次回起動時に修復チェックが起動するなどして、とっても時間がかかってしまいます。
つまり、せっかくの高速スタートアップ機能が、宝の持ち腐れ状態なんですね。
一方、無効にした状態でシャットダウンすると、(2)の直後に電源ランプが消えます。
これなら、画面だけ見て(5)の操作をしても、次回起動時への影響はまったくありません。
また、起動が早くなる(遅くなる)と言っても、10秒から30秒程度しか違わず。
むしろ、終了時にさっさと電源が落ちてくれたほうが都合がよいため、「高速スタートアップを有効にする」は無効化してしまいました♪
2016/03/27