2012/06/16

HDDはそのままでマザーボードを交換してみた(1)

自宅の自作PC、Win98の時代に組み上げた物です。

部品をとっかえひっかえ、

OSのアップグレードを繰り返し、

使ってきました。

大きな改造は、2002年頃のMB交換で、CPU1GHz(AMD Duron)、RAM256MB。

昨今のグラフィカルなサイトデザインによる、メモリやCPUパワーの要求仕様の高まりには抗えません。

スワップ軽減のため、半年ほど前に、中古のRAMを400円で購入&768MBに増設し、多少処理速度は改善しました。

しかし、焼け石に水、で、動作が遅くてストレスが溜まる、という苦情が家族から相次ぎ、とうとう買い替え許可が下りました。

とはいえ、
  • 電源はSATA対応品、
  • HDDはIDEとはいえ320GB、
  • OSはOEM版ではないWindowsXP、
と流用できるものが多く、また、金銭的にも苦しいので、またまた、部品交換で対応することに。

ということで、変更前の状況のまとめです。

■現状
シャシー:10年以上前購入した、型番不明のJusty製?ミニタワー型シャシー。
電源:2年ぐらい前に購入した、型番不明のSATA/IDE両用400W電源。
マザーボード:FREEWAY製FWD-A7KA。
CPU:AMD Duron 1.0GHz。
RAM:768MB。
HDD:IDE 320GB。
VGA:GeForce5200
光学ドライブ:IDE DVD+-RW/RAM
FDD:内蔵型。型番不明。故障中。
OS:Windows XP Pro SP3/IE8。OEM版ではないのでHW縛りなし。インストールメディアはXP Pro SP2/IE6。

出費を抑えるためには、何をどうするか...思案の結果...

■変更後の姿
(1)OSは購入せず、WindowsXP。
(2)動作速度を改善するには、CPU交換必須。必然的にマザーボードとRAMも交換。
(3)グラフィックカードは買わずに済ませるため、VGA付きのマザーボードを選択する。
(4)HDDはIDEなので、IDE->SATA変換アダプタで延命。<-調べた範囲ではNGという情報はなし。ま、NGなら、SATAHDDを購入すればいいや、ということで。
(5) 光学ドライブは、 手持ちの外付けDVDドライブを当面流用し、使っていて不便があれば、後で買い足す。←変換アダプタの価格が1000-2000円で、SATAのDVDド ライブが2000円と、ほとんど価格差がないなら、変換アダプタでの動作不良リスクを負うことはない、という判断。

ということで、
  • マザーボード
  • CPU
  • RAM
  • IDE->SATA変換アダプタ
の4品を購入すればよいことがわかり、購入を決定しました。

■購入品
近所のPCショップに行ったところ、マザーボード+CPU+RAMの3点セットで9380円、が安売りコーナーに積まれていたので、ゲット。
  • マザーボード:ASRock H61M-HVS
  • RAM:UMAX PC1333 2GBx2枚
  • CPU:Celeron G530 2.4GHz
CPUのG530はCeleronとはいえ、デュアルコア&ハイパースレッドなので、性能的にはほぼ第2世代Corei3と同等ということで妥協。
結構、安く買えたと思ってマス。

あと、IDE-SATA変換アダプタは、1980円、1780円、980円、と3種類ありましたが、一番安いやつをチョイスです。
ただ、安いだけに、冷や汗物の構造です。
SATAケーブルにちょっと触るだけで、基盤とコネクタをつなぐむき出しのピンに応力がかかり、いつ折れてもおかしくないような、造りです。

ということで、いよいよ組み付けです。

(つづく)