■前置き
この記事での評価対象は、東横INN米原駅新幹線西口「プレミアムプラスルーム」です。
スタンダードルームの評価ではないので、ご留意くださいね(^^)
■評価☆☆(最大5個)
スタンダード料金に加算してまで選択する価値なし。
スタンダード料金での宿泊だったら、☆4つ(^^)
駅から徒歩0分、窓から新幹線と在来線が見える、高層で眺めがよい、ので。
コンビニと飲食店が一切なく、駅前スーパーが閉店してからは食料調達が難点でしたが、ホテルから見える距離にドラッグストアができたので、これも解消。
■プレミアムプラスルームの価値に疑問
スタンダードとの違いは、
・ベッドの敷きパッドが「エアウィーヴ」製。
・シャワーヘッドがリファ「ファインバブルS シャワーヘッド」。
・ドライヤーのリファ「ビューテック ドライヤープロ」が使える。
・ヘアアイロンのリファ「ビューテック カールアイロン」が使える。
・シャープ「加湿空気清浄機」が置いてある。
です。
宿泊料金はスタンダード+約800円なので、約10%上乗せ。
※「約」と書いたのは、スタンダード料金が各種割引適用で微妙に変わるため。
まず、まったく効果が不明(=なくても問題ない)のが、シャワーヘッドとドライヤーとカールアイロン。
▼カールアイロン
長髪じゃないので、髪が挟めず、使えない。
▼ドライヤー
電源スイッチ、モード変更スイッチ、ともきわめて使いにくいボタン配置。
モードの違いがまったく実感できない。
Panasonicのナノイータイプで充分。←軽いし、使いやすいし、何となく効果ありそう(笑)
▼シャワーヘッド
吐出方法が変えられるのは面白いが、それだけ。
それよりも閉口したのは、何とかバブルモードにすると、湯温が異常に熱くなる点。
逆に、何とかバブルで適温にすると、他のモードにしたとき、ガマンできないほどぬるくて(というより冷たくて)湯温調整必須。
結局、使ったのは、ふつうのシャワーモードのみ(笑)
次に、空気清浄機。
他のホテルチェーンでは「標準装備」だったりするので、PRするほどのことではない。
最後に、ベッド。
有名なエアウィーヴではあるのだが、マットではなく、敷きパッド(^^)
つまり、ふつうのマットレスの上に、うすーいエアウィーヴを乗っけた構造。
このためか、ふつうのベッドとの寝心地の差異は、正直なところ感じられなかった。
また、通気性がよいらしいが、掛け布団と室内温湿度との兼ね合いで変わってくるので、こちらも効果は実感できず。
...いつもの標準ベッドが充分快適なので(^^)
プレミアムプラスルーム、4月の土曜宿泊で6,650円。
■おまけ-東横インの変化に違和感
プレミアムプラスルームで少しでも客単価を上げたい、というのはわからなくもないが、それはアパホテルがやることであって、東横インが目指す方向ではないのでは?
スタンダードの部屋に振り替えて、少しでもオトクに泊まれるほうが、東横インに求められているのでは?
最近ロゴ変更とともに掲げられた「出発するホテル」...全然ピンときませんし。
もっと、宿泊特化型ホテルとしての基本を維持しつつ、さらなる進化を期待しています。
例えば、秀逸な宿泊予約システム。
ほぼリアルタイムで満空が反映されるし、急きょの予定変更で別の地区のホテルを予約すると、同日予約済ホテルを同時にキャンセルしてくれるし、とっても使い勝手がよく親切で便利。
例えば、部屋や装備。
トイレやバスタブが狭めなところもあるが、どこで泊まっても標準仕様なので、ハズレがないという安心感。
また、室内設備が、時代の変化に合わせて改良されているのもよい。枕元のコンセントや小物置きなど。
改良と言えば、最近増殖中の無人チェックイン機、なかなかよいですね。
会員カードをかざして確認ボタンをタップするだけで済むのは、手間いらずですばらしい(^^)
1秒チェックインのはずなのに、いくつもの画面操作が必要なアパホテルとは雲泥の差(笑)
以上です☆