ネコの額しかない庭で、家庭菜園を楽しんでいます(^^)
参考にしているのは、NHKのやさいの時間。
でも、番組でおススメされる道具や設備を、ホームセンターで買い揃えると、数千円の出費で、
「売ってる野菜を買った方が安いし...」
と。
翌年も使いまわせる物もある、とはいっても、元を取るまで何年掛かるの?と...
おカネを掛けない工夫をいくつか。
■ジャガイモのたねいも
冷蔵庫の野菜室にストックしてある食用ジャガイモを植えていますが、毎年、まったく問題なく、収穫にいたっています。
だいたい、ホームセンターとかではKG単位でしか売っていないので、2、3株しか植える場所がないウチの庭には多過ぎます。
しかも、食用に比べて、かなり高値。
たねいもを勧める理由として、「菌や病気への対策が施してあり、安全」といいます。
でも、雑菌や病気対策という観点なら、直接口に入れる食用の方が、より高いレベルと思っています。
もうひとつの理由として、「食用は、発芽防止対策してあるので、芽が出にくい」といいます。
でも、食用で買っといたジャガイモだって、うっかり忘れて置いとくと、冷蔵庫の中でも芽が出ますよね?
だから、食用を植えても、全然芽は出ます。大丈夫です。
あと、「ジャガイモを2つに切ったら、植えるときには草木灰を付けて」って言いますね。
これ、都市伝説です。
強いて言うなら、「ジャガイモを2つに切って、 『すぐに』植えるなら、草木灰を付けて」です。
ジャガイモを2つ(3つでも4つでもいいですが)に切って、4、5日、陰干しして、切断面の湿り気がなくなってから植えれば、ちゃんと芽は出ます。
要点は、切断面を腐りにくくする→土と芋の中身が直接触れないようにする、ということらしいです。
なので、切って陰干しすれば、切断面が乾くと同時に硬くなり、人で言うと、カサブタができたようになり、充分、目的は果たします。
それに、草木灰って、食用ジャガイモ一袋ぐらい高いんですよね。小規模生産の我が家では、割に合わないので、草木灰には手が出ません。他の用途もないし。
あと、たねイモも、できたイモも、日に当てるのはダメですよ!緑化してタンニン(食中毒症状を起こす成分)ができちゃいますから。
毎年毎年、全国ニュースで報道されてますからね、学校で取れた、太陽をさんさんと浴びて、緑色になったジャガイモ食べて、救急車で運ばれた、って。
■うちわの活用
冬場のトンネル栽培用シートとか虫除けシートの支柱って、結構高価ですよね。
完全な代用は難しいですが、「うちわ」が便利です。
夏になると、店頭や街頭などで無料で手に入る、あのプラスチックの骨組みのヤツです。
紙を取っ払って、骨組みだけにして土に挿せば、結構使えるんですね、これが。
紙をはがすのが大変?いやいや、簡単です。
うちわ全体を水に浸しておき、1時間後に水の中で動かしてみてください。
ものの見事に、ペロンとはがれてくれます。
中には、1時間でははがれないのもありましたが、それでも、一晩浸しておいたら、キレイにはがれました。
あと、菜園とは関係ないですが、応用として、紙を貼り付けなおせば、オリジナルのうちわも作れちゃいますね。
パソコンショップとかで、オリジナルうちわ作成キットを買うと、数百円はするんで。
■不織布の単価が安いのは
ウチの近所で買える、最も安い不織布は、D2の計り売りでした。
最近行っていないので不確かですが、1.8m巾の1m単価が100円前後だったと記憶しています。
他のホームセンターでは、不織布の計り売りがなかったり、あっても高価だったり、でした。
カット済みの袋詰めタイプだと、1000円単位と値が張るので、寸法が許すならおススメです。
※実際の価格や品揃えは、店頭で確認してくださいね。
■マルチの代わり
野菜の時間御用達のマルチ。でも、いざ買うとなると、結構高いですよね。
スーパーの袋を切り裂いたり、電化製品とかを梱包していたビニール袋、アルミホイル、で代用しています。
こないだの放送で、アルミホイル、使ってましたね。プランターでしたが。