コンビニが成功した勢いで百貨店に手を出したが、結局、コンビニの経営感覚では高級品販売はムリだった!
コンビニみたいな手数料依存型ビジネスモデルが、他の商売に適用できるとでも思っていたのだろうか?
前社長は、あまりにも自己中心的で、ごう慢な手法が目立ち始めて、追放され、
現社長は、成長方針も経営戦略も打ち出せないまま、ムダに年月を浪費し、
グループの祖業であり基幹業態であるスーパーですら、赤字から脱却する道筋も立てられず。
凋落の坂道を転げ始めた、と言っても過言ではない。
そもそも、コンビニは低賃金を前提としたビジネスモデル。
あまり語られていないが、コンビニの店数が増えはじめた時期とデフレが始まった時期は合致。
本部だけが巨額の利益を得られる仕組みなので、コンビニオーナーは低賃金でバイトを雇うことで利益を出すしかない。
一方、本部の末端社員も不幸としか言いようがない。
本部経営者が決めた数字を達成するために、コンビニオーナーの意思とは関係ないキャンペーンを無理矢理ねじ込む。
それでも未達になるので、自分のテリトリーの店から食料品を購入してノルマの足しに。
オマケに、前社長が「休みなんか必要ない!」と率先垂範で無休を貫いた結果、休み=悪、という社風がすっかり定着し、超ブラック企業になり下がった。
なのに、誰も言い出せない...○ッグ△ーターの経営姿勢と根っこは同じ(笑)
現社長に至っては、前社長を批判して社長になった割に、前社長路線を変更できないばかりか、遺産を食いつぶすだけという無能さ。
昨今話題になっている池袋にしても、どうやら、誰にもちゃんと説明していないことが徐々に明らかになってきてるし(^^)
既存テナントには何の説明もしていない。
労働組合(=従業員)ともちゃんと会話ができない。
役所を含む関係者とも話がかみ合っていない。
つまり、交渉能力が皆無、が完全に露呈したと言える。
たかが1店舗の売却交渉が、何年も掛かることなど、志がある経営者なら、ありえない。
コンビニが唯我独尊で成功した体験があるが故、逆に、
「どうしたらいいのか全然わかんないよー!」
というのが実情なのではないだろうか?
今の社長の迷走無策ぶりを見るにつけ、当たらずとも遠からずだろう。
これをキッカケに、コンビニが衰退していくことを、切に願う。
コンビニは百害あって一利なし。
以上です☆