相鉄東急新横浜線開通からはや3ヶ月(^^)
連日頻発、東急線の混雑と遅れの相鉄線への波及、スッカリ慣れてしまったきょうこの頃(笑)
3/18開業当日から、各乗換案内も相鉄東急新横浜線に完全対応...と思ったらジョルダンだけダメダメ!
気付いたのは、会社の交通費立て替えシステムでの清算時♪
■ダメダメ-その1
申請画面で経路検索して運賃を精算するのですが、相鉄線から新横浜線経由都内や新横浜を検索しても、新横浜線が一切候補に出てこないんですね、これが(@_@)
例えば、上星川→新横浜を検索すると、
・上星川-横浜-(JR)東神奈川-(JR)新横浜
・上星川-横浜-(地下鉄)新横浜
しか出ない。
また、上星川-羽沢横浜国大経由-渋谷を検索しても、
・上星川-横浜-(東横線)渋谷
・上星川-西谷-羽沢横浜国大-(JR)渋谷
しか出てこない...つまり相鉄新横浜線が「いない」扱いという徹底ぶり(笑)
一方、東急線各駅から新横浜経由相鉄線や新横浜を検索すると、新横浜線経由の経路がちゃんと表示されるという不可思議な挙動(?_?)
正確に日にちは失念したが、開業からひと月ぐらい経っていつの間にか修正されていましたが、修正したという情報は一切なし(@_@)
神奈川ローカル私鉄の相鉄線なんてどうでもいいとでも思ってるんでしょうね、きっと(笑)
■ダメダメ-その2
ある条件が重なると、実際に掛かる運賃より安い金額が表示されちゃうんです!
ある条件とは...
・「My定期」に相鉄線+京急線の定期を登録する。
・相鉄線から新横浜線内の駅を経由して新横浜線以外の駅を目的地にする(orその逆)。
・「定期券で検索」 を選択する。
これで検索すると、
・実際に掛かる運賃より低い金額が表示される。
・その金額は、指定した経路をどう通っても絶対に出てこない金額。
・定期券区間と運賃支払い区間が分割されずに表示される。
というヘンな検索結果が表示されちゃうんです。
再現する一例...
・「My定期」に上星川-横浜-京急鶴見を登録する。
・上星川-羽沢横浜国大経由-赤羽を経路指定する。
・「定期券で検索」 を選択する。
検索結果は「定期券+872円」。
しかし、実際の運賃は954円。
・この経路では定期券区間は通らない。
・上星川-羽沢横浜国大(JR埼京線)経由-赤羽を乗車すると運賃954円がsuicaから引き去り。
つまり、ジョルダン(=会社の経費精算システム組込)の検索結果を信用して申請したら、
「自腹」「持ち出し」
になっちゃってたところでした(怒)
片道82円、往復164円、でPET飲料2本分の「被害」を受けるところだった(激怒)
会社のルール上...
・定期券は磁気(というより「IC」定期券で精算しろ!とは定義されていない)。
・定期券登録後も磁気定期券で立替精算(定期券が磁気/ICで引き去り額が違うことは誰も知らない)。
・なので、磁気定期券で乗車。
なので「IC」定期券で計算されては困るんですけど!
■ダメダメ-その3
これは絶対にダメなヤツ!
・「My定期」に相鉄線+JRの東神奈川-川崎間のどこかの駅を登録し、羽沢横浜国大(JR埼京線)経由で武蔵小杉以遠の駅を終点にすると、経路上にない「My定期」に登録したJRの駅から終点までの運賃が表示される。
再現する一例...
・「My定期」に上星川-横浜-鶴見を登録する。
・上星川-羽沢横浜国大経由-赤羽を経路指定する。
・「定期券で検索」 を選択する。
検索結果は「定期券+571円」。
しかし、実際の運賃は954円。
でこの「571円」って、鶴見から赤羽の運賃なんですね。
つまり、
・羽沢横浜国大から鶴見は横浜-鶴見の定期で乗車可能
・相鉄線内の上星川-羽沢横浜国大も定期区間ではないが無賃で乗車可能
って言っていることになりますが...どう考えても間違ってますよね?
というより、そもそもこれ、文字通りの「キセル乗車」です!あり得ない!
とここまで書いといてなんですが...
「IC」定期券の場合、これが正解です!
「一例」の通り、「IC」定期券を買って(=モバイルsuicaに登録して)実際に「一例」の通りに乗車し、出場後に引き去り額を確認したので間違いありません。
その際のsuicaの履歴には、
・入:鶴見
・出:赤羽
で、実際には入場も通過もしていない「鶴見」が記録されていました。
「上星川」でsuicaをタッチしたのに「入鶴見」って...不思議...
つまり、ジョルダンの「定期券」は「IC定期券」が大前提で計算、ということなので「磁気」定期券を支給または指定されている会社のみなさんはご注意!
■定期券の種類で引き去り額が異なることの認知度
会社の乗換案内の結果を信用して経費精算したら、大損させられてしまうところだった!
定期券が「IC」 か「磁気」かで引き去りルールが異なることはほとんど知られていない。
ジョルダンの検索エンジンを組み込んだ経費精算システム使っている会社では、気付かずに「自腹」切らされてる被害者が多数いることは想像に難くない。
まして、在宅勤務の定着により、定期券購入者はほとんどいない実態を鑑みれば、「IC」 定期券を前提とした運賃計算を「前提」としていることが、時代錯誤であり、ユーザ目線から乖離していると言わざるを得ない。
■補足-Yahoo!路線情報の検索結果
Yahoo!路線情報で、同一定期区間、同一経路検索、した結果、すべて「磁気」定期券を前提とした運賃でした。
3/18の開業当日から(^^)
以上です☆
※当記事はIC定期券の取り扱いに関する部分を、初掲時内容から修正済み2023/07/23。