2016/07/20

格安タイヤの使用感

カー用品販売店では、オリジナルブランドや韓国ブランドのタイヤが国産ブランドの約半額で売ってますよね。

3年前の2013年8月、どんなものか経験してみたかったので、試しに買ってみました。

つい最近、タイヤを購入して履き替えたのを機に、3年間の使用感を書きます(^^)

実は当時、特売で4本工賃廃棄手数料込み4万円でおつりのピレリを勧められ、買う気になっていたのですが...


あまりの安さに目がくらみました(笑)

正確な金額は忘れちゃいましたが、確か、4本工賃廃棄手数料込み3万円でおつりがきました。

サイズは195/65R15で製品名はクムホのKH17だったと思います(交換しちゃったんでうろ覚え)。

当時、店員さんとお話しした時、

「走りにこだわりがないなら、走行性能と安定性の問題はないでしょう。ただ、音の大きさは覚悟してくださいね。スタッドレスタイヤをイメージするとわかりやすいかも。あと、摩耗や耐久性もあまりよくないです。」


と言ってました。

タイヤ交換終わってお店から一般道に出た瞬間、

「あ、本当にうるさっ!」

と思いました(笑)

ただ、人間って音には慣れちゃうもので、10分も走れば気にならなくなりましたね。

一方、乗り心地や曲がるときのタイヤの不安定さ、まったく感じませんでした。

ぬれた路面で交差点を鋭角に曲がるとき、若干滑り気味かな?と感じたことがあったぐらい。

そうこうして、片道1200kmの長時間走行や週末のドライブをこなしつつ半年経ち、冬になってスタッドレスに履き替えた時のこと。

「ん、タイヤが凹んでる!」

タイヤ側面に収縮したような1本線の凹みがあるのに気づきました。4本とも。

プラスチックの射出成型でいうところのヒケみたいな見た目ですね。

でも、高速走ってもハンドルブレや車体の振動はなかったし、ま、いっかと。

その後、何の問題もなく、履き替えから3年になる前のクルマの点検で溝の残りが3ミリとなり、交換の検討開始。

店員さんとの会話で、今はいているタイヤはクムホの安かったヤツで、そろそろ3年と言ったら、

「2年以上経つなら、タイヤにヒビ入ってないですか?」

と言われました。

いやいや、側面やトレッド外側にはヒビ入ってないの確認してるし。

と店員さんと見たら、ヒビ、入ってました(^^;

接地面にある溝の底から立ち上がっているブロックの根元にハッキリとわかるヒビが、あちこちに!

ゾッとしました。

こんなヒビが入ったまま、高速道路をハイペースで長時間走ったらヤバかったかも(^^;

「耐久性がない」と言っていたのはゴムの劣化(=ヒビ)のことだったんだ~、と身をもって確認できました。

教訓:格安タイヤの寿命は2年。溝の残りには関係なし。

なお、今回も格安タイヤにしました。3万円でおつりの安さに負け(笑)

今回は、ショップブランドの日本製を選びましたが、

「日本製でも、この価格ではクムホと材質は同じなので、ヒビは入りますよ、2年経つと。」

との助言はありました。

2年後のタイヤ購入では、格安ではない国産タイヤを選ぶ...たぶん(笑)

ちなみに、今回履き替えた日本製格安タイヤ、印象悪いです^^;

2つあって...
・街中でも山道でもタイヤがなく。
・タイヤがふにゃふにゃするような感覚をたまに感じることがある。

クムホではいずれの現象も意識したことなかったので、ちょっとビックリしました。
 クムホの方がよかったかも^^;

決して飛ばし屋ではなく、制限速度+αで走る静かな運転ですので、念のため。


以上♪